リモートワークで注目度急上昇、クラウド勤怠管理サービスまとめ

在宅勤務のテレワーク/リモートワークが「一時的なもの」から「新しい生活様式」の一部になろうとしています。オフィス勤務ではタイムカードなどによる勤怠管理の仕組みが一般的でしたが、テレワーク/リモートワークではオフィスに行って打刻するのは困難です。そこで注目を集めているのが、クラウドベースで勤怠管理ができるツール。どのようなものがあるのでしょう。各サービスの特徴を交えてご紹介します。

リモートワークでも勤怠管理は必要

自宅などオフィスから離れた場所で働くテレワーク/リモートワークには「働いている様子が見えづらい」という面があります。会社側がスタッフの働きぶりを把握できなければ、長時間労働につながる、限られた人に業務が集中する、正しい評価ができないなどの実務面でリスクが懸念されています。

また働き方改革関連法案により、時間外労働の上限規制や年5日の有給休暇の取得義務化など、労働管理を取り巻く環境も変わりました。会社などの使用者にも、労働時間を適正に把握するために、始業・終業時刻を確認・記録することが求められているため「振られた仕事を期限までに仕上げればいいじゃん」ではダメな事情もあります。

リモートワークで使えるクラウド勤怠管理5選

オフィスに出社しなくても始業・終業を打刻できるクラウド型の勤怠管理システムをいくつかピックアップしました。

ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理
出典:https://jobcan.ne.jp/

株式会社Donutsが提供する「ジョブカン勤怠管理」は、導入実績5万社以上というメジャーな勤怠管理システム。オフィスに据え置きの打刻機器のほか、モバイルのGPS機能を使った打刻、LINEのトーク画面で打刻、Slackのチャンネルで打刻、Webブラウザからマイページにログインして打刻など、様々な打刻方法に対応しています。

勤務時間の自動計算、打刻情報のリアルタイム反映、勤務データのファイル出力、残業時間アラート、有給休暇管理など、基本的な機能のほか、個別のプロジェクトやタスクごとに行える工数管理ができる機能もあります。どの業務にどれだけ時間を費やしたか、グラフで分かりやすく表示してくれるので、業務改善にもつながりそうです。

ジョブカンシリーズには経費精算や労務管理、給与計算などのシリーズ製品もあり、それらと組み合わせることで、バックオフィス業務を効率化できるのも強みです。費用は、機能制限のある無料プランのほか、1ユーザー月額200円〜500円(税抜)。初期費用・サポート費用は0円。30日間の無料お試し期間もあります。

参考:ジョブカン勤怠管理
https://jobcan.ne.jp/

KING OF TIME(キングオブタイム)

KINGOFTIME
出典:https://www.kingtime.jp/

株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する「KING OF TIME」は、利用ID数で市場シェア1位を掲げる勤怠管理システム。165万のユーザーに使われているそうです。打刻方法は、オフィスに据え置きのPCや生体認証装置による打刻のほか、モバイルGPS打刻、LINE WORKSやWowTalkなどのビジネスチャット打刻、Webブラウザ打刻、Windowsパソコンのログオン・ログオフ打刻など、テレワーク/リモートワークでも使いやすい打刻方法が用意されています。

勤務時間の自動計算、打刻情報のリアルタイム反映、勤務データのファイル出力、残業時間アラート、有給休暇管理など、基本的な機能も充実。さらに、労務管理、給与管理、人事管理、給与前払いなど、様々な外部サービスと連携できる拡張性の高さもKING OF TIMEのユニークな点です。費用は1ユーザー月額300円(税別)。30日間無料体験もあります。

参考:KING OF TIME
https://www.kingtime.jp/

RecoRu(レコル)

出典:https://www.recoru.in/

中央システム株式会社が提供する「RecoRu」は、機能とデザインの「使いやすさ」と「導入しやすさ」を追求した勤怠管理システム。オフィスに据え置きのICカード打刻機器や生体認証打刻機器のほか、Webブラウザからマイページにログインして打刻、スマホアプリから打刻できます。

スマホアプリをインストールすればすぐ使えるので、リテラシーの低い人でも使いやすいシステムです。給与ソフトとの連携や残業時間アラート、有給休暇管理、勤怠時間分析といった必要な機能は押さえています。費用は1ユーザー月額100円(税別)。初期費用・サポート費用は0円。30日間無料トライアルもあります。

参考:RecoRu
https://www.recoru.in/

IEYASU勤怠管理

IEYASU
出典:https://www.ieyasu.co/

IEYASU株式会社が提供する「IEYASU勤怠管理」は、人事実務の専門家がベンチャー企業で必要な機能を精査して開発した勤怠管理システム。オフィスに据え置きのICカードリーダーでの打刻のほか、Webブラウザからの打刻、スマホアプリからの打刻、LINEのトーク画面で打刻、Slackのチャンネルで打刻にも対応しています。

勤務時間の自動計算、打刻情報のリアルタイム反映、勤務データのファイル出力、勤怠状況のレポート、工数管理、APIによる外部サービスとの連携などが利用できます。費用は人数制限なし、期間なしで無料。有料プランにアップグレードすると、残業時間のアラート、有給休暇の管理などの機能も使えます。給与管理、日報管理、契約・請求管理など、IEYASUシリーズ製品と連携することもできます。

参考:IEYASU勤怠管理
https://www.ieyasu.co/

F-Chair+(エフチェアプラス)

出典:https://fchair-plus.jp/

株式会社テレワークマネジメントが提供する「F-Chair+」は、「働いている時間」と「何をしているか」を同時に管理できる勤怠管理システム。スマホでの打刻には対応していませんが、パソコン(Windows/Mac)にインストールした専用デスクトップツールで「着席」「退席」をクリックすることで勤務時間を記録していきます。

また、ランダムで画面キャプチャを自動撮影するので「パソコンの前にいるけれど仕事をしていない」と上司に見つかってしまいます。そのため、緊張感を持って作業ができるのが特徴。プレミアムプランには、一定時間「退席」したままでパソコンを操作していると「隠れ勤務」と判断して画面がロックする機能など、便利な機能も充実しています。

費用は、ユーザー数が1〜10名で月額10,000円(税別)。10名で1か月20日間の利用した場合、1名あたり1日50円という低価格。1か月の無料トライアル(ユーザー数10名まで)もあります。

参考:F-Chair+
https://fchair-plus.jp/

まとめ

クラウド勤怠管理システムについて5種類ご紹介しました。ほかにも、グループウエアの1機能として提供されているものや労務管理システムの1機能として提供されているもの、給与計算システムの1機能として提供されているものなど、たくさんの勤怠管理システムがあります。

ツールによって使いやすさや特徴は異なりますが、労働者の勤怠管理は会社としての責務です。テレワーク/リモートワークの勤怠管理は自己申告によるところが大きいため、正直に正確に会社に伝えるようにしましょう。

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