クラウドソーシングを活用したWebディレクションとは

Webディレクターにとって、制作、開発のリソースは多くの選択肢を持っていることが大事です。
理由は顧客の様々な課題を解決するために、適切な手段を用いる必要がある立場だからです。

例えば同じWebデザイナーでも、テイストやデバイスにより得意分野が大きく異なります。
女性向け、スマートフォンの実績が多い、コマースに強い、など、制作、開発会社やフリーランスは、それぞれ得手不得手の特徴があります。
そこで、最近は様々なクリエイターが登録されているクラウドソーシングを使って効率的にディレクションを行うWebディレクターも増えてきています。

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングでは、フリーランサーや規模が小さめな制作、開発会社が登録をしています。

案件を依頼したい顧客は

「こんなバナーを作って欲しい」

「こんなサイトを作って欲しい」

というオーダーをクラウドソーシング上で発信し、制作、開発の登録者がその案件に対して提案をしたり、サンプルの制作を行なったりして、マッチングを行うシステムです。
比較的細かい案件が数多くあって、例えば学生や主婦、在宅のニーズにマッチして、業界全体として伸びてきているサービスです。
依頼側も気軽に、便利に使えるクラウドソーシング。でも、ミスマッチも多く存在すると言います。

 

クラウドソーシングにおける問題点

大きな問題としては顧客と登録者とのミスコミュニケーションです。

例えば発注側である顧客は、Webやインターネットに詳しくない人も大勢います。
ただでさえ横文字が多く、新しい技術が飛び交う環境で、顧客は指示をするだけでも精一杯。登録者が制作に必要な情報を聞いても、なんのことを指しているのか分からない、そしてコミュニケーションが成り立たない、結果、成果物が依頼する前に思っていたものとは大きくかけ離れてしまう、途中でコミュニケーションが断絶して、案件として進まなくなってしまうケースもあるということです。
依頼側、登録者側も等しく時間を無駄にしてしまう最悪の状態が、クラウドソーシングの広がりと共に、発生しています。
そこで、クラウドソーシング上での、特に顧客と登録者が実際に会うことがないかもしれない案件で、Webディレクションの必要性が出てきています。顧客の目的をきちんと整理して、制作、開発に支障のない状態にする調整力が必要なのです。

 

まとめ

クラウドソーシング上で評価の高い人は、すごいデザインや複雑なプログラムができる人ではなく、きちんと顧客の要望を汲み取って、うまく形にする人だそうです。
登録者側も、Webディレクション能力を身に付ける事が出来れば、一度も会わない環境でも、きちんと価値ある仕事ができるのです。

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