野球一筋!バリバリ体育会系の青年がWebエンジニアになった話

今回は、現在Webエンジニアとして活躍している、佐藤元典さんにインタビューさせていただきました。

佐藤 元典(サトウ モトノリ):Webエンジニア
スポーツ一筋の高校時代から、大きな出会いを経てWeb業界へ。
現在はフリーランスのWebエンジニアとしてWebアプリケーションの開発に携わる。

人生を変えた出会い

-これまでのご経歴はどのようなものですか

元々はWebやITの仕事に自分が携わるとは、まるで考えていませんでした。

バリバリのスポーツ少年だったので、小学生から高校までずっと野球をやっていて、
高校時代は甲子園出場を目指して、365日のほぼ毎日を練習に費やしていました。

そんな自分がなんでWeb業界にと思うかもしれませんが、1つの出会いが自分を今の仕事まで導いてくれました。

-どんな出会いがあったんですか

私をWeb業界へと引き寄せたのは、すぐそばにいた友人でした。
父親が飲食店をやっていたこともあり、自分も料理人になろうと高校を卒業してすぐに、富山県に修行に出ていました。
そんなある時に、友人からLINEのメッセージが送られてきたんです。
そのメッセージには友人が実装したWebページが添付されていて、そのページを見たとき自分と同じ18歳でこんなモノが作れるのかと驚きましたね。
しかも、そのページに集まってきているユーザーの数を聞いた時、Webという世界の大きさを感じました。

「今から始めれば自分も制作できるようになるんじゃないか」

そう考え、今まで体育会系一筋であった私に「Web」がグッと近づいたんです。

また、Webを活用することによって父親が経営している飲食店を、さらに盛り上げたいという思いもあり、Webのプログラミングについて独学で勉強を始めました。
正直な話、今までPCに触れる機会も少なかったので、わくわくした気持ちで学び始めたのを今でも覚えています。

ただ、料理修行の身でもあったので、日中は働いて、家に帰ったら勉強するという毎日で、なかなか大変でしたね…

-Webの仕事はどのように始めたんですか

話が少し戻るのですが、料理の修行中にWebに興味を持ち独学で勉強していく中で、段々とWebを仕事としてやっていきたいという気持ちが大きくなってしまって。
最終的に修行を中断し、Web業界で活動するいう決断をしました。

自分のわがままで多くの人に迷惑をかけてしまいましたが、家族や友人、修行先の方々など沢山の人が支えてくれて、今の自分がいるのは周りの人のおかげだと感じています。

Web業界で働くことを決意して、ある程度Webサイトを1人で制作できるようになってからは、営業能力の強化に努めました。

様々なビジネス書や高校の恩師の教えでもある「聞き役に徹することが相手への理解や信頼感を高め、相手の欲しいものを提供するための準備になる」という言葉から、営業を成功させるには「聞く力」が必要だという結論に辿りつき、聞く力を養うトレーニングを始めたんです。

その内容ですが、道端で100人に「何かお困りですか?」と声をかけていくものでした。
まさに体育会系ですね笑
やっとの思いで100人へのヒアリングを終えたその日に、Web制作会社に働かせてくださいと営業電話をかけたところ、2件目で成功。

そこから今までフリーランスのWebエンジニアとして働いています。

エンジニアリングは1つの歯車

-現在はどんな仕事をしていますか

Webエンジニアとしてペット関連のサービスを運営している企業にて、Rubyを使用した開発事業に携わっています。
主に既存のシステムに対して、マネタイズを目的とした新規の機能やコンテンツを追加していく業務を行っています。

-仕事の中で心がけていることは何ですか

Webエンジニアとして、不確実性を含んだ見積りを算出することを心がけています。

具体的にお話すると、プログラミングをしていく中で、どの案件も問題なくスムーズに進行するということはありません。
そんな中で、どのようなことが起きてもプロジェクトが無事に進行するような猶予も含んだうえで、自分の担当する作業がどのくらいの期間で完了するかを見積もりとして提供するということは常に心がけていますね。
それこそ、すべての作業が順調に進む想定で見積りを出したら、少しのイレギュラーで大幅にスケジュールが狂ってしまいプロジェクトに関わる全ての人に迷惑をかけてしまうこともあるので…

言ってしまえば、自分はプロダクトを作る中のエンジニアという1つの歯車なので、全体に影響をかけないように日々細心の注意を払っています。

あと、フリーランスとしてお世話になる企業にプラスとなるような働きをする、ということは心がけています。
私はフリーランスなので会社に属して働いているという訳ではありませんが、能力や人間性を評価されてお仕事をいただくからには、お世話になる企業にできるだけ恩返しをしたいと考えていますね。
働く上で、お金をもらうということはもちろん大切ですが、それ以上に自分の働きが誰かのためになるということが、私に取ってのやりがいや喜びに繋がっていると考えています。

-最も印象に残っているお仕事はどのようなものでしたか

今まさに参画中のペット関連のサービスにおけるシステム開発のお仕事が、一番印象に残っています。

この案件以前は勉強前提でお仕事をもらっていたという部分もあったのですが、今の企業が自分にとって初めて純粋に技術力を評価してもらい携わらせていただいてるので、特に思い入れが強いですね。

また、私が携わった当初はまだスタートしたばかりのプロジェクトだったので、自分と共にサービス自体も成長しているという実感を味わうことのできる案件でした。

現場の人たちには日々沢山の学びをいただいているので、技術的にはまだまだですがどこかで恩返しをしたいと考えています。

誰かのために働くということ

-あなたが一緒に働きたい人はどのような人ですか

ユーザーやお客さんの意志を汲み取って行動できる人と一緒にお仕事がしたいですかね。
エンジニアとして言われた通りにプロダクトを作っていくのではなく、どのようにすればユーザーやお客さんのためになるかということを考えたうえで、それを形にしていける人と仕事をすることで自分自身の成長にも繋がると考えています。

あと、めっちゃ働く人ですね笑
自分ももっと頑張らなきゃと、モチベーションが上がります。

-これからどんなお仕事をしていきたいですか

今はWebエンジニアとして働いていますが、ゆくゆくはエンジニアリングという視点にこだわらず、
クライアントの課題解決のための施策を考える仕事をしていきたいです。
どちらかと言えば、マーケターやWebコンサルタントに近いポジションですかね。

私は自分で稼ぐというよりも、誰かにお金を稼いでもらうためのサポートをする仕事の方が性に合っている気がしていて、それを実現できるのが上記のポジションだと考えています。

-これからWeb・IT業界を目指す方へメッセージをお願いします

「高卒!」「文系!」「スポーツ!」だった私は、元々Webとは遠くかけ離れた所にいました。
ただ、現在Webのエンジニアとしてありがたいことに働くことができています。
大切なのは過去ではなく、今一歩踏み出す勇気です。

ちなみに私が何かに挑戦するときに実践していることなのですが、
「辞めるルールを作ってから始める」ことです。
しっかりと「辞める」こともプランに入れた方が現実味が増します。
そして、目的を見失わずに挑戦し続けることができるんです。
私の場合は「Web業界に踏み出して2ヶ月で仕事が来なかったら辞める」と決めていたので必死になれました笑

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