気になるWebサービス・アプリを紹介!大迫力のARが体験できる「SHIBUYA XR SHOW CASE」に行ってみた

昨今、VR・ARをはじめ仮想空間を利用した技術が現在どんどん発展してきています。
その中でもARはアプリなどにも取り入れられて徐々に浸透してきていますが、VRに関しては体験をするのにヘッドマウントディスプレイ(以降、HMD)が必要なこともあり、数年経った今でもなかなか体験する機会がないのも事実です。

「気になってはいるけど、周りが持ってるわけでもないから体験しづらいしなぁ」
と思っている方は多いのではないでしょうか。実際に僕もその1人でした。

…実は今、手軽に体験ができる場所があるんです!

今回はKROWL MAGAZINE運営メンバーが、先日リニューアルオープンをした渋谷PARCOにて開催されている、VR・ARの体験ができる『SHIBUYA XR SHOW CASE』に行ってみたのでご紹介します!
この記事を読んでぜひ皆さんも体験してみましょう!

※この記事の内容はあくまで個人の感想です

VR・ARを体験できる?

以前、AR×飲食店検索アプリ「meshiqoo」を触ってみたの記事でARについて興味を持ったisseiとくめっち。
調べているとある記事を見つけた。

issei

くめっちさん!これ面白そうじゃないですか?

そういって見せてくれたのがこちらの記事。

VRコンテンツアワード『NEWVIEW AWARDS 2019』のファイナリスト作品が、11月22日から24日まで東京・渋谷PARCOのBOOSTER STUDIO by CAMPFIREで展示される。

VR作品をARアート化。来場者はスマートグラス「nreal light」を使用して鑑賞する。

一部抜粋:https://www.cinra.net/news/20191112-newview

くめっち

めっちゃ面白そう!
でもVR作品をARアート化ってどういうこと?
そもそも『NEWVIEW AWARDS 2019』って?

NEWVIEWとは?

というわけで『NEWVIEW AWARDS 2019』について調べてみたのですが、
思っていたより色々展開していたので図にまとめてみました!

上図を上から順番に説明していくと、『株式会社Psychic VR Lab』、『株式会社パルコ』、『株式会社ロフトワーク』の3社が合同で行なっているプロジェクトである『NEWVIEW』が開催しているイベント・展示会の『NEWVIEW AWARDS』、『SHIBUYA XR SHOW CASE』という関係になっています。

その中でもPsychic VR Labは事業内容として下記を掲げています。

ファッション/アート/カルチャー/音楽などライフスタイルに特化したVR(Virtual Reality)空間制作ツールの提供及び配信プラットフォーム事業

引用元:https://psychic-vr-lab.com/about/

上記の通り、VR空間制作ツールと配信プラットフォームである『STYLY』を提供している会社なのです!
そして、そのSTYLYでユーザーが制作した作品を募集し、審査・展示しているのが『NEWVIEW AWARDS』というわけですね。

改めて先ほどの図に各々の内容を足してみました!

だいぶ全容が掴めてきた気がします。
前置きが長くなりましたが、今回参加してみようと思っているのが図の下部にあたる『NEWVIEW AWARDS』の作品の展示及び『SHIBUYA XR SHOW CASE』になります。
こちらは2019年11月22日にリニューアルオープンした渋谷PARCOにて先ほどご紹介したSTYLYを使った作品やVR・AR関連の展示・体験を行なっています。

issei

これだけ大きなプロジェクトが開催しているイベント・展示会となると期待が高まりますね!

くめっち

実際にどんなものが体験できるのか見てみたいよね。

というわけで、実際の作品がどんなものになっているのか『STYLY』を掘り下げつつ見てみましょう!

STYLYとは?

先ほどSTYLYとは「VR空間制作ツールと配信プラットフォーム」とお伝えしました。
このツールの真にすごいところはそれだけではありません。

プログラミングやVRなどの特別な知識やスキルなしに、誰でもブラウザでVRコンテンツを作成・配信ができるツールなのです!

しかも無料で使用することができます。

早速どんなものが作れるのか見てみましょう!

今回は今年開催されている『NEWVIEW AWARDS 2019』に応募されて最終選考まで残った作品の中から、僕の独断と偏見で選ばせていただきました。

作品名:透明な惑星
制作者:Mika Maruyama
https://newview.design/tomeina-wakusei-jp

上記のような3DCGのオブジェクトで作られた作品が表示されました。
記事上で見るとその凄さが伝わりづらいのが歯がゆいのですが、こちら実際に自分で好きなところに移動できます。

見てわかる通り、実際の作品内を移動してオブジェクトの後ろに回り込んだりと、その作品の細部まで余すところなく堪能できます。

これがブラウザだけで作れてしまうんです!
でも作って確認するのに結局HMD必要じゃんって感じですよね?

実は確認もブラウザでできるんです。

これらのコンテンツを十二分に楽しむには是非ともVRで体験していただいて欲しいのですが、それらを用意できない人も楽しめるように普通のPCのブラウザからも実際に作品の中を探索することができます!

つまり、
一般的なPCとネット環境さえ、あればVR作品の制作が可能
ということです!

更にこのSTYLY、ただのツールではなくプラットフォームの側面も持っています。
作ったらそのままSTYLY上で世界中の人に公開ができるのです。

その他にも、現在クリエイターとして活躍されている方向けにも配慮されていて

  • Unity、MAYA、blenderなどで作成した3Dオブジェクトデータを作品内の要素として配置
  • Youtube、Instagramの360度動画や写真の閲覧
  • jpg、png、pdfなどの画像データを取り入れるとVR内で雑誌のようにめくりながら読める

など、元々自身で作成しているものをVRコンテンツ内で有効活用することができます。

興奮気味に話してしまいましたがSTYLYの凄さが伝えられたでしょうか?
これは、VRが誰でも気軽に始められるものになったということでもありますよね!

SHIBUYA XR SHOW CASEに行ってみた

前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ『SHIBUYA XR SHOWCASE』へ行ってみた様子を紹介していきたいと思います!

サングラス越しの現実空間にAR作品が出現?

まず最初は11/22〜11/24限定で行われていたこちら。
この記事の冒頭でご紹介したイベントの内容になります。

こちら渋谷PARCO館内の、『株式会社CAMPFIRE』と共同で運営しているショールーム『BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE』にて開催されている展示会になります。
発売前のスマートグラス『nreal light』を使って先ほどSTYLYの欄でも紹介した『NEWVIEW AWARDS 2019』ファイナリスト達の作品をARアートとして楽しむことができます!

…また新しい単語が増えてわかりづらくなってきましたね。
実際に『nreal light』を見てみましょう!

こちらが『nreal light』です。サングラスのような見た目ですよね?
実はARの分野はここ数年でかなり進歩していて、スマートグラスと呼ばれるこのような形状のデバイスを通して、ARを見ることが可能になっています。

…とは言っても今はまだこれだけで駆動するわけではなく、下記のようにコードでスマートフォンと繋いでそこから流れてくる情報を投影するという仕組みのようです。

実際に見える映像は残念ながら撮影することができませんでしたが、渋谷PARCOの店内で『NEWVIEW AWARDS 2019』ファイナリストの作品が宙に映る、まさに近未来の世界にいるかのような感覚になりました。

上記の『nreal light』の展示はすでに終わってしまいましたが、『NEWVIEW AWARDS 2019』ファイナリストの作品はこちらから見ることができるので是非触れてみてください!

建物の吹き抜けにARが出現!大迫力の作品が手軽に体験できる

続いてはいよいよHMDを使ったARの体験です。

僕だけの感覚かもしれませんが「HMDを使う = VR」という認識もあったのですが、こちらはHMD越しに周りの風景にARの作品が投影されるというものになっています。
先の『nreal light』同様、スマートフォンなどよりも臨場感がありそうですよね!

渋谷PARCOの5F吹き抜けスペースでは、昨年行われた『NEWVIEW AWARDS 2018』でPARCO賞を受賞した方の作品を体験することができます。
館内中央の吹き抜けを水槽に見立てて、上の画像のように作品が次々と現れていくというものです。

このように、エスカレーターのすぐ隣に体験ブースが設置されています。

実際に装着するのはLenovo Mirage Solo with Daydreamという機種で、PCやスマートフォンなどに繋ぐことなく動くスタンドアローン型のHMDのようです。

HMDを付けるのは初めての経験なのでなんだかドキドキします。
僕のように今まで触れる機会がなかった人も気軽に体験できるのが良いですね!

issei

結構普通に周りの景色も見えますね!

isseiくんも夢中になっていますが、特別な空間に映るようなものではなく館内にARが表示されているので、このようにどこを見渡してもいたるところにARコンテンツが広がっていきます。

こちらに関しては2019年12月12日現在も開催されているようなので、是非体験しに行ってみてはいかがでしょうか。

▼公式Webサイト
https://shibuya.parco.jp/page/xr/#Artworks01

スマートフォンでもARコンテンツを堪能できる

先ほどと同様、渋谷PARCO 5Fの特設会場ではスマートフォンを使ってARを体験できます。
実は今回の展示物に使われているSTYLYのスマートフォンアプリがリリースされました。

特設会場には写真のように壁一面にアートワークとQRコードが設置されています。
こちらをSTYLYのアプリで読み取ることでARコンテンツが表示されるようです。

作品は渋谷PARCO 5Fの店舗『calif』とグラフィックアーティストの『ステレオテニス』さんのコラボ作品となっています。

早速アプリを使ってみましょう。

アプリを起動するとこのような画面が表示されます。
機能としてはいたってシンプルで、左部のカメラマークを押すとカメラが起動するのでQRコードを読み取ります。

読み取れたら壁の周りにカメラを向けてみましょう。

上記のように作品が何もない空間に浮かび上がってきます!

califで商品を購入した方だけが鑑賞できるスペシャルコンテンツも。。。


引用元:https://shibuya.parco.jp/page/xr/#Artworks02

公式Webサイトにはこのように記されているので皆さんも試してみてください!

そしてこのスマートフォンアプリのSTYLY、現在はこのように特別に展示されている場所でのみ使用可能なようですが、2020年春には『STYLY Studio』というSTYLY関連のツールにて作成したものを実際に写すことができるようになるそうです!
https://styly.cc/ja/news/styly-ar/

VRだけではなく、ARコンテンツも作成できるようになるなんて夢が広がりますね!
今後のアップデートを楽しみにしましょう!

ファイナリストの作品がVRでも楽しめる

最後はいよいよVR!
こちらは『NEWVIEW AWARDS 2019』のファイナリスト作品を中心に展示してあるそうです!

渋谷PARCO 9F クリエイティブスタジオにて2019/12/14(土)〜 12/22(日)の日程で開催され
『NEWVIEW AWARDS 2019』、つまり今年のファイナリストの中から審査結果の結果発表および授賞式も行われるそうです。

2019/12/14(土)〜 12/22(日)に。
そうです。明後日からです!(記事公開日:2019/12/12(木))

なのでまだ僕らもどのようなものが体験できるのかわかっていないんです。
ここはぜひご自身で体験されてみてはいかがでしょうか!
僕も休日に行ってみようかと思っているので、もし会場でお会いできたらそっと声をかけていただけると嬉しいです。(笑)

上記の他にも『NEWVIEW VR STAND』と銘打って渋谷PARCO 5FにてVRの体験をすることができます!
こちらは去年の作品を中心に体験できるので、気になる方はチェックしましょう!

こちらは2019/11/22(金)〜 12/22(日)で開催されています!

まとめ

今回はVR・ARコンテンツが体験できる『SHIBUYA XR SHOW CASE』を体験してきました。
VR・AR関連の技術に触れたことがない人も多いと思うので、この機会に行ってみてはいかがでしょうか。

またブラウザで作ることができる『STYLY』も非常に画期的なツールです。
VRに触れたことがない人でも手軽に作品が作れるということは、今後ますます魅力的なVRコンテンツも増えていくことが予想されますね!

Webの分野でいうと『WebXR Device API』という新たなAPIが発表され、どんどん身近なものになってきています。
https://www.infoq.com/jp/news/2018/09/mozilla-webxr-spec/

このような技術の進歩、時代の変化によってできることが増えていくのが楽しみですね!

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