サーバーエンジニアとは?仕事内容〜年収まで徹底解説!

以前、バックエンドエンジニア(https://magazine.krowl.jp/4940/)を紹介した記事で、バックエンドエンジニアの仕事は「システム系」と「アプリケーション系」があると書きました。

バックエンドエンジニアの仕事の中で「システム系」を専門に扱う人は「サーバーエンジニア」や「インフラエンジニア」と呼ばれています。今回は「サーバーエンジニア」にフォーカスして、その仕事内容から平均年収まで、全容を解説していきたいと思います。

サーバーエンジニアの仕事内容

サーバーエンジニアは、WebサイトやWebサービスのインフラを支える「縁の下の力持ち」。Webの世界では、メールを送受信するにはメールサーバー、Webサイトを表示させるためにはWebサーバー、会員情報などのデータを蓄積するにはデータベースサーバーなどが必要になります。
これらのサーバーをWebサイトやWebサービスの形態にあわせて最適に設計・構築し、運用・監視・保守を専門的に行うのが仕事です。

WebサイトやWebサービスを通じてクライアントが実現したいことをヒアリングして、要件を満たすにはどんなサーバーが何台必要か、アクセス負荷を分散させる仕組みをどうするか、セキュリティ対策はどうするかなどを設計し、インフラの構成、運用時の体制などを決めます。

次いでサーバーとして使用する機器を調達して、ネットワークを構築し、OSやアプリケーションのインストールと設定などを行い、必要な環境をつくります。
最近ではAmazon Web Service(AWS)やGoogle Cloudといった外部のクラウドサービス上にサーバーを構築するケースもあり、それに応じた知識とスキルが求められます。
また、運用業務にはサーバーで使用しているOSやアプリケーションのアップデートを行ったり、障害が起きた際の復旧作業などを行ったりすることも含まれます。

サーバーエンジニアのやりがい

設計・構築したサーバーがトラブルなく稼働し続けること、ユーザーがストレスなくWebサービスやWebサイトを利用できること、そのためにサーバーをどう構築するか、最適化していくかを試行錯誤しているときが最も楽しい瞬間でしょう。
どれくらいの負荷がかかるか、最大接続数はどれくらいか、どれくらいのメモリが必要か、CPUの稼働率がどれくらいならパワーとスピードを損なわないか、コストを抑えながらベストバランスを見つけていく作業は、独特の面白さがあります。

また障害が発生した場合は、24時間365日保守であれば迅速な対応が求められますが、問題を解決してスピーディに復旧できれば、それも達成感につながります。

サーバーエンジニアのキャリアパス

経験が浅いうちは運用・監視・保守の業務を中心に行いながら、経験を積んでいくと設計・構築などの業務へとステップアップしていくのが一般的です。

その先は監視・運用・保守に関わるスタッフ束ねる管理者になる、技術者としてスペシャリストを目指す、経験を積んでコンサルタントを目指すなど、キャリアパスにも広がりがあります。
中にはサーバーエンジニアからフロントエンドエンジニアやミドルウエアを開発するエンジニアに転向する人もいます。

サーバーエンジニアに向いている人

様々な機器を設計どおりに組み立てて動かすことは、自作パソコンの組み立てに近いような感覚があります。電子工作や機械いじりが好きな人にとっては、楽しい仕事だと思います。
また、プロジェクトにとって最適なインフラを構築するには、クライアントやチームのスタッフとのコミュニケーションが欠かせません。人と話すことが好き、チームで仕事をするのが好きな人も向いています。

WebサイトやWebサービスは、いったん運用が始まってしまえば、基本的に24時間365日動き続けるものなので、緊急時には深夜に対応をすることもあります。そのような状況に備えて心構えができる人、責任感が強い人であることも必要な素養です。

未経験からサーバーエンジニアを目指すには?

サーバーエンジニアは未経験からでもチャレンジできる仕事で、他業界からの転職も多い職種のひとつです。
未経験の場合は、運用・監視・保守の業務や、ハードウェアにOSやアプリケーションを組み込む業務などを担当しながら、実務的なノウハウを学び、設計の業務を任されるようになっていくようです。

平均年収は?

サーバーエンジニアの平均年収は469万円程度と言われています。

20代:392万円
30代:527万円
40代:554万円
50代:684万円

 

▼参考データ
https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_07

仕事に活かせる経験・スキル・資格って?

サーバーエンジニアになるために特別な資格は必要ありません。クライアントもサーバーやインフラに強い担当者も少ないことから、資格を持っていることで安心感を与えることもできます。
会社によっては資格取得を昇進の条件に挙げている会社もあります。資格がなくても始められる仕事ですが、資格を持っていると有利です。

▼マイクロソフト認定プロフェッショナル
https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/microsoft-certified-professional.aspx

▼Linux技術者認定
https://www.lpi.org/ja/

▼シスコ技術者認定
https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications.html

最近の動向(仕事のトレンド、求人量など)は?

慢性的に人材不足のため、未経験OKの求人も多くあります。最近はクラウドを利用したサーバー構築のプロジェクトも増えています。これまで手動で行っていたサーバーのセットアップ作業も、プログラミング言語を使って自動化する方向にシフトしつつあります。
Perl、Ruby、Python、PHPなどのプログラミング言語の知識があると仕事がスムーズになるでしょう。

まとめ

今回はサーバーエンジニアについて細かく解説してきました。
サーバーエンジニアは他のWeb系職種と比較するとプロジェクトあたりの稼働期間も短いため、幅広いプロジェクトに関わることができます。トラブルが発生したときに緊急対応が求められることもありますが、クライアントのWebサイトやWebサービスを安定的に稼働させるという責任とやりがいのある仕事です。
未経験からチャレンジできる仕事でもあるので、気になる人はチャレンジしてみてはどうでしょうか。

Web業界にはWebプロデューサー、Webディレクター、Webデザイナー、Webエンジニアなど、全く違った持ち味を活かして働ける職種があります。
どこに適正があるか、今はまだ自分では分からないかもしれませんが、実際やってみたり、現場の人に話してみたりすることで、自分の道が見つかるかもしれません。
Web業界に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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