グロースハッカーとは?仕事内容〜年収まで徹底解説!

IT業界、Web業界の中で最近注目されているグロースハッカー。グロース(成長)のハッカーと言われてもピンとこない人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はグロースハッカーについて、仕事内容から平均年収まで、全容を解説していきたいと思います。

グロースハッカーの仕事内容

グロースハッカーは、成長のけん引役。スタートアップなどでサービスや製品の成長を活性化させる人、ビジネスを次のステージに引き上げる人を指すことが多いようです。
成長のために突破しなければいけない課題はプロジェクトごとに異なり、そのための施策もプロジェクトごと異なります。そのため「この作業をする人がグロースハッカー」という分かりやすい定義がないのが現状です。

Webサービスをブレイクさせるための戦略を考えて実践するという点ではWebマーケターとも近いです。
Webマーケターは、主にSEOやオンライン広告、ランディングページ、SNS運用、メールマーケティング、コンテンツマーケティングなどWebマーケティング施策を駆使して成果を追求するのに対して、グロースハッカーは主にデータ解析や高速PDCAなどからヒントを得てWebサービスや製品自体を改善し続けることで成果を追求していくという違いはあります。
しかし分かりやすい定義がないため、境界線は曖昧です。

グロースハックを語るときよく出てくるのが、以下に挙げた顧客の行動に関する5つの状態を総称したAARRR(アー)と呼ばれるフレームワークです。

  • Acquisition…ユーザー獲得
  • Activation…利用開始・アクティブユーザー化
  • Retention…継続利用
  • Referral…紹介・口コミ
  • Revenue…収益化

グロースハッカーは、この思考フレームワークに基づき、Webサービスや製品のどこに課題があるのか見極め、改善策を考え、実践していくことが仕事になります。
そのためには、データ解析をはじめ、UI・UX、プログラミング、コーディング、商品開発、マーケティング、心理学など幅広いスキルや知識が必要になります。

グロースハッカーのやりがい

Webサービスや製品を磨き上げ、Webサービスや製品の成長とともにビジネスとしての成長を身近で感じられることは、大きな喜びにつながります。生かすも殺すもグロースハッカーの手腕次第と言うと大げさですが、責任が重くやりがいのある仕事です。
「これをやればWebサービスや製品を成長させられる」という決まったものがないため、試行錯誤の後に得られる充実感も大きいはずです。

グロースハッカーのキャリアパス

グロースハッカーが関わる領域は多岐にわたり、幅広い知識とある程度の実行スキルが求められます。
システムに強い、フロントエンドに強い、データ分析に強い、マーケティングに強い、UI・UXに強いなど、あらゆる強みが役立つため、どのWeb系職種からも目指せます。Web系スキルを統合したような職業と言えるかもしれません。

グロースハッカーとして実績を積んだ後、自らWebサービスや製品を開発し、事業会社として独立する人も多くいます。

グロースハッカーに向いている人

「新たなサービスを生み出したい」「新たなトレンドを作りたい」「世の中を動かしたい」という情熱が必要です。膨大なデータ分析から改善のヒントを見つけることが得意な人、好きな人は向いています。

また、改善試作の理由を説明できる仮説の構築力やコミュニケーション力も必要です。グロースハッカーはいい意味で、成長させるためであれば手段を選びません。
他の人がまだやっていないことに挑んでいくことも多いので、アイデアを出すのが得意な人、発想力に自信のある人も向いています。

未経験からグロースハッカーを目指すには?

Webサービスや製品を磨き上げ、ビジネスとして成長させるには多くの知識や経験が必要です。そのため未経験からいきなりグロースハッカーになるのは難しいでしょう。
グロースハックに携わった経験は大いに役に立つので、スタートアップなどで実際にWebサービスや製品、アプリなどを生み出し、成長させていくという経験を積めるといいでしょう。

どんなWeb系職種からも目指せますが、WebエンジニアやWebアナリスト、Webマーケターなどは比較的グロースハッカーへステップアップしやすい職業だと思います。

平均年収は?

グロースハッカーの平均年収はデータが少ないため分かりませんでしたが、業務内容が近いマーケティング職の平均年収は490万円程度と言われています。

  • 20代:381万円
  • 30代:514万円
  • 40代:674万円
  • 50代:777万円

▼参考データ
https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_03

比較的新しい職種のため、年収は会社の規模などによって異なりますが、熟練グロースハッカーの場合は、年収は最低でも700〜800万円、上は年収1200万円〜1500万円も狙えるという見方もあるようです。

▼出典
https://exidea.co.jp/journal/growth-hacker-salary

仕事に活かせる経験・スキル・資格って?

グロースハッカーになるために特別な資格は必要ありません。Webサービスや製品を磨き上げるという点では、Webデザイン、UI・UX、コーディング、データ解析などの知識・経験・スキルは必要になってくるでしょう。
とはいえ、データ分析を通して改善のヒントを得ることがグロースハッカーの基本になってくるので、データ分析ができることをアピールできる資格を持っていると有利だと思います。

▼一般社団法人 ウェブ解析士協会 ウェブ解析士
https://www.waca.associates/jp/

▼Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
https://academy.exceedlms.com/student/path/2949-google-gaiq

最近の動向(仕事のトレンド、求人量など)は?

スタートアップなど少人数の会社で活躍しているイメージのあるグロースハッカーですが、最近は大手企業やコンサルティングファームの求人も増加傾向にあります。
しかし中にはグロースハッカーの求人でありながら、AARRRのAcquisition(ユーザー獲得)を担当するという形でインターネット広告の運用担当というケースもあるようです。

実際の業務内容を詳しく問い合わせるなど、自分が希望する仕事内容かどうか確認してから応募しましょう。

まとめ

今回はグロースハッカーについて細かく解説してきました。
データ解析とPDCAは、どんなWebサイト、Webサービスにも欠かせないものとなっています。Web系スキルを統合したようなグロースハッカーが活躍できる場面は、今後ますます広がっていくと思われます。

Web業界にはWebプロデューサー、Webディレクター、Webデザイナー、Webエンジニアなど、全く違った持ち味を活かして働ける職種があります。
どこに適正があるか、今はまだ自分では分からないかもしれませんが、実際やってみたり、現場の人に話してみたりすることで自分の道が見つかるかもしれません。
Web業界に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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