UIデザイナーとは?仕事内容〜年収まで徹底解説!

欲しいものがあって、いろいろなネットショップを比較した。そんな経験ありませんか?

同じ商品なのに、ネットショップによって情報の見やすさや使いやすさが違うと感じるでしょう。その違いをつくっているひとつの要因が、UIデザインです。

今回は、UIデザインって何?というところから、UIデザイナーの仕事内容や平均年収まで、全容を解説していきたいと思います。

UIって何?

UIは「User Interface(ユーザーインターフェース)」のこと。
ASCII.jpデジタル用語辞典によると、次のようにされています。

ユーザーとコンピューターの間で、情報をやり取りするための仕組み。
ハードウェアではキーボードやマウス、ディスプレーなどを指し、ソフトウェアにおいては画面上でボタンをクリックするなどの操作方法や、ユーザーに提示するグラフィカルな各種の情報を指す。使いやすいコンピューターを開発するために重要視される。

Webサイトやアプリの場合は、文字をはじめ写真や動画、イラスト、図表、グラフなどさまざまな情報系要素、ボタンやリンクといった機能系要素などで構成され、PCやスマホなどのデバイス(画面)を通して提供されています。これらすべてがUIであり、デバイスによっては音声入力や指紋認証・顔認識などもUIにあたります。

UIデザイナーの仕事内容

UIデザイナーは、デバイスの画面上で見えるすべての視覚要素について、その見え方(表現)を設計・デザインする人です。同じ文章でもフォントの大きさや色などを変えると伝わり方も変わります。ボタンの大きさ、形、色を変えるとクリック率も変わります。インタラクションやアニメーションの表現によってもまた、異なる結果になるでしょう。
見え方(表現)を変えることで、見やすさ・使いやすさを高めていく。クライアントが発信したい情報をユーザーに届け、Webサイトやアプリの目的を達成するために、どんな見え方にするのがいいかを考え、決めていくことがUIデザイナーの仕事です。

Webデザイナーだって、UIを考えながらページ全体、サイト全体をデザインしています。プロジェクトの規模や内容によって、WebデザイナーがUIデザイナーの役割を担うことも多くあります。
また、ユーザー目線での分かりやすさ、使いやすさを追求するために公開前のプロトタイプでユーザーインタビューやABテストを行うこともあります。UIデザイナーがチェックしたい項目をリストアップして、ユーザーテストを設計することもあります。

語感が似ているため混同されやすいものに「UXデザイナー」という職種もあります。
UXは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略で、ユーザー体験のこと。UXを高めるため、良質なユーザー体験を提供するために、使いやすさを追求したUIは不可欠です。UIデザインはUXデザインの一部であることから、両者の役割は被る部分もあります。UXデザイナーについては、別の機会に解説したいと思います。

UIデザイナーのやりがい

UIデザインは、ページ単位というよりはサイトやアプリ全体で統一化され、トーン&マナーのベースとなるものです。
影響を及ぼす範囲が広く、緻密な設計が求められるだけにやりがいや面白さもあります。

優れたUIはWebサイトの離脱率を下げたり、運営する企業への好感度を上げたりします。ユーザーアンケートなどでこれらのスコアに改善が見られると達成感を得られます。

UIデザイナーのキャリアパス

UIデザイナーのキャリアパスとして考えられるのがWebディレクターやインフォメーションアーキテクト、UXデザイナーです。
見え方の設計から、Webサイト全体の設計、サービスの設計など、UIデザインの知識を武器に、より上流の領域で活躍する人が多いようです。

UIデザイナーに向いている人

Webサイトの見やすさ・使いやすさをつくっていく上では「自分はこれがいい、これがやりたい」という気持ちよりも優先すべきことがでてきます。ひとつの考えにとらわれずに物事を考えられる人は向いているでしょう。
また、UIデザインは影響範囲が広いため、目の前の1ページでの見え方はどうか、サイト全体での見え方はどうかと、考える必要があります。ミクロ視点とマクロ視点を切り替えるというか、多角的に物事を見るのが得意な人も向いています。
デザイン自体がコミュニケーションのツールのひとつでもあるので、コミュニケーション能力も欠かせません。

未経験からUIデザイナーを目指すには?

優れたUIを生み出すには、どんなWebサイトがいいWebサイトか判断できる能力が必要です。一般的には、いきなりUIデザイナーというケースは稀で、ある程度Webサイト制作の実務を経験してからUIデザイナーにステップアップしていくケースが多いようです。

UIデザイナーを目指すなら、Webデザイナーあたりを入り口にするといいでしょう。Webデザイン以外にも、行動心理、人間工学、マーケティング、SEO、サイト解析などの知識が生きてきます。
UIデザインの現場では、Photoshop、Illustrator、XD、Sketchなどを使っている人が多いようで、これらのツールが使えると業務もスムーズになるでしょう。

平均年収は?

Webデザイナーの平均年収は約357万円程度と言われています。

20代:319万円
30代:378万円
40代:425万円

▼参考データ
https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_01

仕事に活かせる経験・スキル・資格って?

特別な資格は必要ありませんが、Webデザインに関する知識やスキルはあったほうがいいでしょう。

▼Webデザイン技能検定
http://www.webdesign.gr.jp/

▼情報処理技術者試験ITパスポート
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

▼Webデザイナー検定
https://www.cgarts.or.jp/kentei/about/web/

▼ホームページ制作能力認定試験
https://www.sikaku.gr.jp/web/hp/

最近の動向(仕事のトレンド、求人量など)は?

Webサイトのデザインは見た目のかっこよさも大切ですが、同時に結果も求められています。Webデザインの現場でもUIへの配慮は議論のポイントになっています。
PC、スマートフォン、タブレットなど、ユーザーが利用する端末も増え、UIへのニーズは高まっていると言えるでしょう。

限られた画面の中でなにをどうレイアウトするかという点では、Webサイトよりもスマートフォンアプリの現場のほうが、UIデザイナーへのニーズが高く、求人量も増えています。

まとめ

今回はUIデザイナーについて細かく解説してきました。
デザインにはトレンドがつきもので、UIデザインにも「ボタンはボタンだと分かるように立体的に」という時代もあれば、「ベタ塗りがイケてる」という時代もありました。使い慣れたものが使いやすい。これもひとつの真理で、デバイスの進化、OSの進化にあわせてUIのトレンドも変わってきています。
「使いやすさ」という数字では表しづらいUIデザインは、奥が深く追求しがいのある仕事かもしれません。興味のある人はチャレンジしてみてください。

Web業界にはWebプロデューサー、Webディレクター、Webデザイナー、Webエンジニアなど、全く違った持ち味を活かして働ける職種があります。
どこに適正があるか、今はまだ自分では分からないかもしれませんが、実際やってみたり、現場の人に話してみたりすることで、自分の道が見つかるかもしれません。
Web業界に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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