バーテンダーからIT業界へ!自由を求めていきついたIT業界への道

今回は、現在テクニカルディレクターとしてサーバーやアプリ、フロントエンド領域の開発、ディレクションや会社経営など幅広く活躍する、深松一平さんにインタビューをさせていただきました。

深松 一平 (フカマツ イッペイ):テクニカルディレクター
SES系企業のJavaプログラマーやマッチングサービスのアプリエンジニアを経て、
2015にフリーランスとして独立。同年にWebシステム開発会社を設立する。
現在は自身で設立した会社にて、社長兼テクニカルディレクターとして従事。

努力次第で変えられる、IT業界でのキャリア

-これまでのご経歴はどのようなものですか

高校生の頃は授業にあまり価値を感じることができず、高校という空間にただただ窮屈さを感じていました。
そこから自由に生きていきたいと考え、バーテンダーを目指して17歳の時に高校を中退しました。
バーテンダーを目指したのは、自分の店を持てば自由になれると考えたことと、正直バーテンダーになれたら、かっこいいなあという憧れがありましたね笑
ただ、実際働いてみるとお給料面がかなり厳しくて…
一旦退職し、同時並行で働いていたコンビニで生活費を稼いでいました。

その頃は、IT業界で働こうと具体的には考えていなかったんですが、母がIT関連の仕事をしていたこともあり、ぼんやりと興味は持っていたんだと思います。

本当にたまたまなんですが、そのタイミングで今後に関してアルバイトのOBの方に相談したら、SESの企業に勤めているけど一緒に働かないかと誘われ、未経験でしたがプログラマーになりました。

ただ、その時の自分はPCを使う仕事=MicrosoftのWordとかExcelなどのアプリを使った、事務の仕事をイメージしていたんですが、初日に「やさしいJava」という本を渡され、謎の英文に苦労したのは忘れません。
そもそもプログラミングという概念が自分の中になかったので、理解に至るまでに休日も勉強したりと中々頑張りましたね…
研修終えた後は、クライアントの元に常駐して、お堅めのシステムをJavaを使用して開発していました。

それから、Facebookを利用したマッチングアプリの開発している会社に転職し、PHPやObject-Cを使用したアプリ(iPhone、Android)の開発などをしていました。

2015年からはフリーランスになり、個人で企業に常駐したりしていたんですが、SESの業界って働き方の面でなかなか厳しい環境のところもあったりして…
その構造を変えたいと思い、自分でWebシステム開発会社を設立しました。
今は、社長兼テクニカルディレクターという立場で、13人のスタッフとともに、お客さんのシステム開発やSESという客先常駐型の働き方の構造を変革すべく、日々邁進しています。

-IT業界に進んだ理由はなんですか

経歴の部分でもお話しましたが、たまたま良いご縁に巡り合えたことや、母がIT業界で働いていたということも、もちろんIT業界に進んだ要因になっていると思います。
ただ、今思えば学歴に関係なく、自分の努力次第でいくらでも自分の価値を高めていき、キャリアを形成していけるということに魅力に感じていたんだと思います。

あと、PCさえあればできるというコスパの良さみたいな部分にも惹かれていて、レバレッジの効いた働き方ができるのではと考えたことも、IT業界に進んだ理由の1つですね。

誠実、感謝、謙虚が最大価値観

-現在はどんな仕事をしていますか

主にWebサービス、アプリの開発をしています。
基本的にはRuby on RailsやPythonを使用してサーバー周りの開発をすることが多いですね。
また、最近は実装だけでなく、ディレクションや全体のアーキテクチャを考える立場にもなっています。

クライアントの指示のもとで開発をするだけでなく、実際にクライアント先に赴いて、どのような課題を持っていて、どのような要望があるかということをヒアリングした上で、エンジニアとしての知識を活用し、最適な提案ができるように心がけています。

-仕事で心掛けていることはなんですか

私にとって誠実、感謝、謙虚が最大の価値観です。
これは人間として当たり前のことではありますが、一番大切なことであると考えています。

プログラマーは経験や知識を身に付けていくことによって、自分のできることが広がっていくのを実感することのできる職種です。
その分、ある程度経験を積むと「自分最強!」じゃないですけど、なんでもできるという気になってしまうことがあって…
自分もそういう状態に陥ったこともありました。

ただ、結局はクライアントがいて、一緒に開発に携わる仲間がいて、初めて1つのモノを作り上げることができます。
自分のスキルに慢心せず、常に誠実さ、感謝の気持ち、謙虚さを持って仕事をすることは今の自分にとって最大の価値観になっています。

-最も印象に残っている仕事を教えてください

Facebookを活用したマッチングアプリ開発の仕事が一番印象に残っています。

この仕事は自分の経歴の中で、初めてBtoCのサービスに触れた案件でした。
BtoBの開発案件では、基本的にクライアントがどういった課題や要望を持っているかをあらかじめヒアリングした上で開発を行っていくのですが、 BtoCの場合は目に見えない不特定多数の方達に向けて開発を行っていくので、今まで経験した案件と全く毛色が違うもので…
BtoBが沁みついた自分の考え方を180度変えて、どういったスタンスで開発をするべきなのかを考える機会となった、大変勉強になる案件でした。

また、SNSを使用した開発を行った初めての案件ということもあり、特に印象に残っていますね。

クライアントの挑戦をサポートするということ

-あなたが一緒に働きたい人・働きたいと思う環境はどのようなものですか

自分の価値観にもつながりますが、
謙虚で素直で向上心がある方と一緒にお仕事したいと考えています。

向上心がある方は自分のスキルを高めていくために自発的に勉強を進めていくので、そういった姿勢を見ると自分も刺激を受けてより成長したいと思います。

私の会社では、Slackの中に自由研究というチャンネルがあって、そこでは社員が各々で学習したことを発表しているんです。
そういった日常的に新しい知識を吸収し、アウトプットしていこうという姿を見ると、負けてられないなあと気持ちが奮い立ちますね。

最近、私自身も自由研究でブロックチェーンについて学習したことを発表しました!

-これからどのような仕事をしていきたいですか

今後は新規事業のディレクションから、開発までを手掛けたいと思ってます。
新規事業はクライアントのビジネスにおける新たな挑戦です。
その挑戦をプロダクト開発の方面からサポートしていき、事業の成長に助力していきたいと考えています。

それを実現すために、ディレクションからテクニカルな部分までの幅広い領域をカバーできる、テクニカルディレクターという現在のポジションは有利に働くのではと考えています。

また、現在経営している会社において、SESの構造を再構築し、技術者の方たちがのびのび働き、成長できる環境を提供していくことも目下の目的ですね。

-これからIT業界を目指す方へメッセージをお願いします

頑張り次第で、自分の価値をいくらでも高めていくことのできる業界です。
仕事だけに満足せず、例えば新しい技術が出てきたら少しでも調べてみるなり、日常的にキャッチアップすることをお勧めします。
ただ無理せず、身体が資本なので体調及び自己管理を徹底することもお勧めします。

関連記事