数年前までは、社会人1年目の人がWebディレクターを担当することは多くありませんでした。
Webデザイナーがいつの間にかWebディレクターの役割をするようになり、名刺もWebディレクターに変わる。そんな具合の方が一般的だったと思います。
しかし、今ではWeb業界も新卒をとる会社が増えてきて、Webディレクターを新卒が担当することが増えてきました。
ではそんな新卒Webディレクターはどこに気をつければ良いのでしょうか。
丁寧なコミュニケーション
一つは会話などの単純なコミュニケーションを丁寧にすることです。
新卒でWebディレクターをすると、どんなに優秀な人でも知識や経験が足りず、うまくいかないことが多々あります。
失敗する回数が積み上がっていくと、どうしても気を張りすぎてしまったり、疲れすぎてしまったりします。そんな時に、コミュニケーションが雑になりやすいのです。
Webディレクターにとってコミュニケーションは1番大事と言っても過言ではないです。クライアントや先輩、同期との会話が雑になってくると、能力・経験関係なく仕事がうまくいかなくなります。
逆に、先輩方は新卒が仕事を失敗するのはわかっているのです。なので、失敗を恐れる事や、後悔する必要はないのです。
どんな時も落ち着いて、メールや会話で丁寧にコミュニケーションをとっていく事が大事です。
「わからない」を放置しない
もう一つは、わからないことをそのままにしないことです。
Web業界で働いていると色々な言葉がでてきます。プログラムなどのテクノロジー関係の言葉はもちろん、マーケティングに関する言葉もたくさんでてきます。
先輩との会話の中や、資料に出てくる言葉でわからないものは放置せずに、その都度調べる癖をつけておきましょう。クライアントやチームメンバーで話す上で、用語の意味がわからないことは意外に致命的です。
またWebディレクターの場合は相手から信頼されることも非常に重要なので、他の職種以上に情報に敏感になっておくべきです。エンジニアやデザイナーからも、よく理解していると思われるように努力しましょう。
まとめ
ここまで新卒でWebディレクターになった人が気を付けるべきポイントを見てきました。ポイントは2つあります。
- 基本的なコミュニケーションである、会話やメールを丁寧に行うこと
- 知らないことや理解できないことを放置しないということ
これらのポイントを抑えながら新卒である期間を過ごす事は、きっと良いWebディレクターになるための後押しになるでしょう。