0から学ぶ!マーケティング基礎講座

最近ビジネスシーンで「マーケティング」という言葉をよく耳にしますよね。

ただ、マーケティングって聞くと難しそうというイメージを多くの人が持っているのではないでしょうか。
実際に仕事として活用している人以外は、マーケティングがどのようなことを指すのかを理解するのは難しいですよね。
今回はマーケティング初心者の私、isseiとマーケティングというものについて調べていきましょう。

そもそもマーケティングの定義とは?

まず初めに、マーケティングとはどのようなものを指すのか、定義について調べていきます。

日本マーケティング協会によると、下記のように定義されていることがわかりました。

マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。

なんだか難しいですね…

少しかみ砕いていきましょう!
要約してみると、このようなことではないでしょうか。

自分たちが売りたい商品やサービスを、顧客のニーズを考えた上で、他社と競争しながら、どう売っていくかを考えていくこと。

少しわかりやすくなりましたね。
ただ、

「マーケティングってけっこう大変そうだけど、そんなに重要なの…?」
「正直良いものを作っていれば、商品とかサービスって売れるんじゃないの…?」

という疑問を持つ人いるかもしれません(私もその1人です)。

それでは、マーケティングがなぜ必要なのかを歴史を紐ときながら見ていきましょう!

マーケティングって本当に必要なの?歴史からわかるマーケティングの必要性

マーケティングが生まれたのは、19世紀のアメリカだそうです。
イギリスの産業革命によって、アメリカは大量生産が可能になったのですが、海外に植民地を持っていなかったので、どのように国内で製品を売っていくかということを考えるようになったのがマーケティングの始まりのようです。

マーケティングの始祖「フィリップコラー」によると、そこから4つの段階を経て現在のマーケティングに辿り着いたようです。

最近の言葉だと思っていた「マーケティング」ですが、意外と歴史があるんですね…
現在のマーケティングに到るまでの4つの段階の変遷について1つ1つ見ていきましょう!

マーケティング1.0:1950~1960年代

~製品中心のマーケティング~

まずはじめに、マーケティング1.0(以後1.0と呼ぶ)について。

第二次世界大戦が終結したことで、それ以前の戦争に必要なものを沢山作っていた時代から、生活に必要なものを作るようになった時代のマーケティングのようです。
この頃はとにかくモノが不足していたため、大量に作れば、その分だけ買ってくれる、言い換えると「大量生産」、「大量消費」が1.0の考え方の中心になっていたみたいですね。

1.0では顧客のことを考えて商品やサービスを作るという概念がなかったため、企業が優位の製品中心のマーケティングと言われているようです。

マーケティング2.0:1970~1980年代

~顧客中心のマーケティング~

次にマーケティング2.0(以後2.0と呼ぶ)を見ていきましょう!

1.0の時代に「大量生産」・「大量消費」を繰り返したことで、ある程度人々の生活は豊かになりました。
そのため、がむしゃらにモノを作っても売れる時代ではなくなってしまったようです。
また、この時期に起きたオイルショックが原因で、経済は大不況となり消費者がモノを購入することに慎重になっていました。

このような状況下で生まれたのが、2.0です。
企業はどのような商品やサービスをを作れば、消費者の人たちが購入し、満足してくれるかということを考えていく必要があります。

2.0では消費者が買いたいと思う商品を作るのが目的であるため、顧客中心のマーケティングと言われているようです。

マーケティング3.0:1990~2000年代

~価値主導のマーケティング~

この時代になると、消費者にとって商品やサービスの性能が優れているのは当たり前。
どこの企業も他の企業と競争しながら、毎年良い商品やサービスを発売している時代です。
また、インターネットの普及によって消費者は自ら情報を収集し、消費者間で簡単に情報交換ができるようになりました。
そんな中、企業は性能が優れた商品やサービスを売るだけでなく、社会や環境に対して、どのように貢献しているか、どのような価値を生み出しているかを求められるようになりました。

企業が積極的にCSR(※1)に取り組み始めたのも、価値主導のマーケティングの時代になったということが、大きな理由のようです。

このようにブランドが消費者の購買行動に影響を与えるようになったのが、マーケティング3.0です。


※1 人権や環境、コンプライアンスなどの問題に対して、企業が果たすべき社会的責任。

マーケティング4.0:2010年代~

~自己実現のマーケティング~

いよいよ現代のマーケティングです!
モノや情報が溢れかえっている現代では、消費者は簡単に商品やサービスを手にすることができるようになりました。

そんな中で、消費者に対してこの企業の商品やサービスを使うことで今よりも生活が豊かになる、楽しくなると思わせなければいけないようです。
言い換えると、ファンになってもらうということですね。
そして、消費者自身がSNSなどによって情報を発信し、商品やサービスを紹介してくれるという状態を生み出すのが現代のマーケティング4.0のようです。

たしかに、企業が積極的に宣伝している商品やサービスより、友人がSNSでシェアしているものの方が、気になったりしますよね。

このように、消費者がこの企業の商品やサービスだから使いたい、みんなに教えたいと思わせることが必要となった現代は、自己実現のマーケティングと言われているようです。

マーケティングの始まりから、現代まで見てきましたが、技術革新とともに50年足らずで驚くべき進化を遂げていますよね。

歴史を紐解くと、マーケティングが必要とされる理由が見えてきましたね。
それこそ、現代は情報が溢れかえっているので、SNSで商品やサービスの発信をしないと誰にも存在を気づいてもらえない、なんてこともあり得ますよね…

まとめ

今回、マーケティングの定義から歴史までを見てきましたが、技術革新によって、社会や人々の生活が急激に変化していく中で、マーケティングも進化をとげているようです。
企業は時代に合わせたマーケティングを取り入れ、商品やサービスを売っていく必要があるということが良くわかりましたね。

次回はマーケティングの実践講座として、マーケティングを実際の仕事に取り入れる方法を調べていきます!

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