目指すなら知っておきたい3大要素!広告業界マメ知識(向いている人編)

あなたは今、ある業務についています。
あなたの考えが正論だという局面で、あなたが絶対に間違っていると思っている内容で話が進んでいます。
しかも、その間違っていると思っている内容で進めれば必ず上手くいくと、会議に参加しているあなた以外のメンバーは思っています。
こんな状況であなたならどうしますか?

・・・

これは、某広告代理店の採用試験で求職者が聞かれた質問です。
あなたならばどのように答えますか?

いきなり質問してしまいましたが、
今回は「広告業界マメ知識」の広告業界に向いている人をお伝えしたいと思います。
前回の知ってても損はない!?広告業界マメ知識(基礎編)の続編としてお楽しみください。

どんな答えが正解?

さて問題をもう一度見てみましょう。

「あなたは今、ある業務についています。あなたの考えが正論だという局面で、あなたが絶対に間違っていると思っている内容で話が進んでいます。しかも、その間違っていると思っている内容で進めれば必ず上手くいくと、会議に参加しているあなた以外のメンバーは思っています。こんな状況であなたならどうしますか?」

  1. 自分の考えが正しいと、我を通す
  2. “間違っている”考えでも、その考えで進めれば上手くいくのであれば納得してそのまま進める
  3. 自分や人の考えがどうであれ、当事者は思い入れが強く判断を見誤ることもあるから第三者に意見を聞いてみる

どれも正解だと思います。
※この質問に正しい答えはありません

「すべて正解か!」と思われた方もいるでしょうが、実はこの問題、裏があります。

この質問には広告業界ではNG(印象が良くない)の答えがあります。
それは、「わかりません」です。

広告代理店の仕事はある種、問題解決です。例えばクライアントが、全く売れない落ち目の商品の売り上げを前年比200%にしたい、と言ったとします。
通常は無理だと思えそうな状況でも、それをチャンスと捉え、その難易度の高いお題をどのように解決できるかを考えるのが広告代理店の仕事です。このケースにも該当するように「わかりません」は言ってはいけないワードとなります。

では、広告代理店で働くうえで必要な要素とは何でしょうか。あなた自身と照らし合わせて、ご自身が広告業界に向いているか向いていないかを考えることに役立ててみてください。

重要な3大要素

NO!を言わない人

「できません」「わかりません」
これは広告代理店で働くうえであまり好ましくない考え方です。

大前提として、広告代理店はお客様あっての商売です。クライアント(広告主と広告掲載媒体会社)の要望は決して全てが実現可能なものとは限りません。それに加えて、社内のさまざまな部署の人とのやりとりを余儀なくされます。「できません」「わかりません」といった否定的で何も生まない考え方は避けるべきでしょう。
いかなる場面においても、「考えを捻りだす」のが広告代理店で働くうえで求められることです。問題を解決しよう、と意欲的に考えられることはとても大切なことです。

世の中の流れにアンテナをはれる人

広告代理店で働くためには、世の中で何が起きているのかに敏感でなければなりません。広告代理店が仕事をする相手はクライアントですが、その先にいるのは消費者です。消費者目線で考えて、消費者にグッと刺さる広告を作ることが広告代理店に求められていること。したがって、さまざまな消費者グループのトレンドにアンテナをはっていることは大変重要なことです。また、流れに敏感で情報収集をすることは、新しい考え方、新しいモノの見方、新しい戦略を生み出すことにも役立ちます。広告代理店は常に競合とのアイデア合戦に晒されています。世の中で何が起きているか(自治)、世の中の流行りは何か(トレンド、流行)、世の中のニーズは何か、など、自分以外のものに目を向けられる人であるといいでしょう。

理解する力と、伝える力のある人

広告代理店で働く人はクライアントだけでなく、社内や協力会社など、さまざまな人とのコミュニケーションを余儀なくされます。クライアントからの依頼をただ単に聞くだけでなく、自分なりに咀嚼をして理解する。また、その依頼を元に自分が考えたアイデアを人にわかりやすく伝える。これは、どの部署にいても欠かせない要素です。言われたことをただ単にやることは誰にでもできます。でも、その依頼の裏にどのような背景があり、根本的な問題や鍵がどこにあるのかを探ることで、真にクライアントが求める提案ができるのです。また、伝える力がないということは、その人が作る広告もまた、消費者が理解できるものではないということなのです。

ここで1つ、理解する力と伝える力を説明するケーススタディです。

クライアントからこのような依頼がきました。

  1. 商品HPに載せる動画を作りたい
  2. 商品の特徴をわかりやすく伝えたい
  3. 長さは30秒〜1分程度

この3つの内容だけを盛り込むのは簡単です。

商品の画像、名前、特徴を入れて、映像の中に音楽でも盛り込めばすぐに30秒から1分の動画ができるでしょう。
しかし、まずは理解する力として、「1.動画を作る一番の目的な何か」そして「2.どのような人に見てもらいたいのか」という基本情報を確認し、何を目標に定めるべきなのかを自分なりに考えることが必要です。
そして、自分なりの理解ができたら、次は自分のアイデアを形にします。仮に自分のアイデアが文字しか入らない動画だったとしましょう。その場合、「1.文字のみで動画を作った意図はなにか」、「2.どのような効果が得られると考えているのか」など、このアイデアを買ってもらえるように、わかりやすく、説得力を持って説明する。これが伝える力です。

ここまでは、広告代理店で働くうえで必要な要素について話をしてきましたが、ここからは備わっているとトクする要素を紹介します。

備わっていると得する3大要素

オタク気質のある人

分野は問いません。自分の右に出るものはいない、という得意分野を持っているととても役立ちます。

  1. それだけオタクになれるということは、努力家であることの証明となる
  2. 会話のネタにすることができる
  3. その知識を活かしてアイデアに派生させることができる

広告代理店には雑学の多い人がとても多いのです。人のアイデアに感心するだけではなく、この分野のことはこの人に聞いてみよう、と社内外の人に思ってもらえることは自分の存在を確立できているということです。

清潔感のある人

先にも述べたように、代理店はお客様あっての商売です。身なりを気にして、人に不快感を与えないことはとても大切です。また、身だしなみが整っているということは、仕事も整理整頓ができるということ。誰でも自分より、だらしがない人に仕事を任せたいとは思いませんよね。

マナーを守れる人

広告代理店は自由なイメージが大きいです。しかし、何度も繰り返しになりますが、広告代理店はお客様商売です。クライアントに対して失礼がないように、当たり前のマナーを当たり前に実行できることはとても重要なことです。

清潔感やマナーに関しては、どの業界でも備えていればトクする要素です。身につけていて損はないので、気をつけるところから自分の行動を見直してみてください。少しずつの努力が気付けば習慣となっているので、そうすればあなたにとって役に立つことは間違いないでしょう。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

  • NO!を言わない人
  • 世の中の流れにアンテナをはれる人
  • 理解する力と、伝える力のある人
  • オタク気質のある人
  • 清潔感のある人
  • マナーを守れる人

今回、広告代理店に向いている人というテーマでしたが、
広告代理店以外でも通用するスキルともいえるのではないでしょうか。

広告業界、Web業界に転職・就職する方のお役に少しでもたてれば幸いです。

関連記事