インターネット広告運用担当者とは?仕事内容〜年収まで徹底解説!

インターネットの広告は大きく分けて、特定の広告枠を買い取って掲載する「純広告」と、リスティング広告やSNS広告、ディスプレイ広告に代表されるように独自のアルゴリズムで特定のターゲットに特定の広告を配信する「運用型広告」に分けられます。

今回は運用型広告のスペシャリスト、インターネット広告運用担当者について、その仕事内容から平均年収まで、全容を解説していきたいと思います。

インターネット広告運用担当者の仕事内容

運用型広告の特徴は、何といってもリアルタイム性。インターネット広告運用担当者のミッションは、運用型広告の設定や広告クリエイティブ、入札金額などをリアルタイムに調整することで、広告効果を最大化させることです。広告配信の目標設定、広告配信業務、配信後の効果測定、改善提案など、運用型広告に関するあらゆる業務を担当しています。

検索結果画面に表示させるリスティング広告を例に挙げると、クリック数やクリック率などのデータを見ながら、広告を表示させるためのキーワードを変更したり、上位に表示されるよう入札額を変更したり、広告を表示させるターゲットを広げたり(絞り込んだり)といった感じです。

また、インターネット広告運用担当者の中にはリスティング広告の差し替えコピーの作成や、ディスプレイ広告(バナー画像)のレイアウト調整など、広告クリエイティブの内容を調整する人もいます。

インターネット広告運用担当者のやりがい

様々な広告配信設定を調整してターゲットへのアプローチを変えれば、得られる結果も変わってきます。
インターネット広告配信担当者は日々の業務の中で、たくさんのデータを読み解き、改善策を考え、実行しています。設定の変更はすぐに結果として表れるため、高速PDCAで結果を追い求める「終わりなき改善」にやりがいを感じる人が多いようです。

また広告配信の精度を高めるため、広告配信システムでも新技術や新機能が次々とリリースされます。システム側の「できること」が増えるたびに、それらを使いこなせるよう自分の知識やスキルがアップデートされていくのが楽しいという人もいます。

インターネット広告運用担当者のキャリアパス

検索サイト、ニュースサイト、Webメディア、SNS、Webサービス…。
媒体社によって使用している広告配信システムやアドネットワークは異なります。最初はひとつの広告配信システムを使いこなせるようになるため、先輩をサポートしながら仕事を覚えていくのが一般的でしょう。
経験を積んで複数の広告配信システムを使いこなせるようになると、日々の運用業務から、様々な媒体を活用したキャンペーンを設計したり取りまとめたりするリーダーへとステップアップしていきます。実績を積めばスタッフをマネジメントする管理職や経営層に登用されるケースもあります。

なかには、広告運用の知識を生かして営業職やコンサルタントに転向したり、分析能力を生かしてWebマーケターに転向する人もいます。

インターネット広告運用担当者に向いている人

広告配信結果を分析し、改善策を考え、実行していくには、データを読み解く力、ロジカルな思考力は欠かせません。リアルタイム性の高さという点では、的確な判断力と高い実行力(実行までのスピードの速さ)がある人も向いています。

運用型広告では、日々さまざまな施策を打っていくため「ダメなら次」と気持ちの切り替えが早くできる人、どちらかというとサバサバしている性格の方が成果を出しやすいと言えるでしょう。

未経験からインターネット広告運用担当者を目指すには?

インターネット広告の運用は、クライアント(広告を出稿する会社)の社内部署で運用するケースか、クライアントから依頼を受けた広告代理店が運用を担当するケースが多いようです。広告業界、Web業界に限らず、あらゆる業界でインターネット広告運用担当者として活躍するチャンスがあり、求人も増加傾向にあります。
中には未経験OKの求人もあるので「インターネット広告の運用業務に情熱を傾けたい!」とい人は業界を絞らず広く求人情報をチェックするといいでしょう。

また、運用型広告の現場では、Google アナリティクスやGoogle Ads(旧:Google AdWords)などのツールが使われることが多いので、Googleが無料で公開している「デジタルワークショップ」や「Academy for Ads」を使って知識を得ておくのも良いでしょう。

平均年収は?

ネット広告/Webマーケティング職の平均年収は426万円程度と言われています。

20代:369万円
30代:472万円
40代:560万円
50代〜:619万円

▼参考データ
https://doda.jp/guide/heikin/gyousyu/#anc_job_06

仕事に活かせる経験・スキル・資格って?

インターネット広告運用担当者に必要な資格はありませんが、広告効果を最大化させるミッションを担う人なので、マーケティングやデータ分析関連の知識やスキルがあると活躍の場は広がります。

▼国際実務マーケティング協会 マーケティング・ビジネス実務検定
https://www.marke.jp/

▼Web利用・技術認定委員会主催 ネットマーケティング検定
https://www.sikaku.gr.jp/nm/

▼クラウドマネージメント協会 IMA検定
https://ima-kentei.jp/

▼Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
https://support.google.com/analytics/answer/3424287?hl=ja

▼Google デジタルワークショップ
https://learndigital.withgoogle.com/digitalworkshop-jp

▼Google 広告の認定資格について(Academy for Ads)
https://support.google.com/google-ads/answer/9029201?hl=ja

最近の動向(仕事のトレンド、求人量など)は?

インターネット広告の中でも、運用型広告の占める割合は増えています。また、技術の進歩とともに精度も高まり、よりユーザー個人にマッチした広告配信が行えるようになりました。
今後もこの傾向は続いていくと思われますので、広告配信システムや媒体特性への広い知識と深い理解のある人材に対しては、好条件の求人が多くあります。

まとめ

今回はインターネット広告運用担当者について、項目ごとに細かく解説してきました。
現役でバリバリ活躍しているインターネット広告運用担当者の中には、広告会社でアルバイトや派遣社員をしてから社員登用されたという人も少なくありません。
個性を発揮する仕事というよりは、目の前にある数字に対してどうアプローチするかが重要なため、実績を積んでいけば未経験からでもスペシャリストを目指せる職種であると言えるでしょう。興味のある人は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

Web業界にはプロデューサー、ディレクター、デザイナー、エンジニアなど、全く違った持ち味を活かして働ける職種があります。
どこに適正があるか、今はまだ自分では分からないかもしれませんが、実際やってみたり、現場の人に話してみたりすることで、自分の道が見つかるかもしれません。
Web業界に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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