Webアナリストとは?仕事内容〜年収まで徹底解説!

Webサイトは、商品やサービスのターゲット層に向けて情報発信をしています。
より良いWebサイト、つまり、費用対効果が高く効率的に機能するWebサイトにするために「どこの誰が、どんなときに、どんな風に、Webサイトを利用しているのか」を知ることは大切です。そして、その業務を行うWebアナリストの重要性も増しています。

今回はWebアナリストについて、その仕事内容から平均年収まで、全容を解説していきたいと思います。

Webアナリストの仕事内容

Webアナリストは、Webサイトの使われ方を明らかにするデータ解析のプロ。Webマーケティングに関わる様々なデータを分析・解析しています。

具体的には、GoogleアナリティクスやAdobe Analyticsなどアクセス解析ができるツールが有名ですね。そのほかにも、Googleサーチコンソール、DMP(Data Management Platform)などを利用して、様々な角度からデータを見ていきます。たとえば、Webサイト来訪者の傾向(年代、地域、性別など)を調べたり、どのコンテンツが見られているかを抽出したり、Webマーケティング施策の効果測定をしたりします。対象となるデータは、Webサイトのアクセスデータが主ですが、インターネット広告のクリックデータなどを扱う場合もあります。

狙い通りにWebサイトが機能しているかを検証し、問題点や改善点を洗い出す。施策立案の裏付けとなるデータやロジックを導き出すような分析をし、集計したデータを読みやすいレポートにまとめるのがWebアナリストの主な仕事です。
解析データにもとづいた改善提案は、Webマーケター、プランナーと連携しながらすることが多いですが、Webアナリストの中には分析・解析だけでなく提案業務まで兼務する人もいます。

また、WebサイトのリニューアルやLPO(※1)、EFO(※2)などでユーザーテストをすることもあります。そのような場合には、UI/UX解析ツール、A/Bテストツールを使って、Webサイトが制作意図どおりにユーザーに使用してもらえているか分析・解析します。


※1:Landing Page Optimization
広告の受け皿になるランディングページ(LP)に対し、デザインや要素の変更によりCVが見込めるように改善していくこと

※2:Entry Form Optimization
フォームの項目・インターフェース等を変更し、よりCVが見込めるように改善していくこと

Webアナリストのやりがい

Webサイトでは、来訪者の行動をデータで知ることができます。たとえば、いつもは閲覧数が少ないコンテンツが、特定の日だけアクセス数が増えていたとしたら、そこには何か原因があると考えられます。様々なデータを分析して、その原因を突き止めていくプロセスは、謎解きをするような面白さ、世間が動く仕組みを知るような面白さがあるのではなないでしょうか。

またWebアナリストはWebディレクターなどと比べると一つのプロジェクトに多くの時間をかけるわけではないため、より多くのWebサイト、プロジェクトに関わることができる点も魅力のひとつです。

Webアナリストのキャリアパス

データを分析・解析するスキルを身に付けるには、経験値が必要です。

最初のうちは先輩Webアナリストのサポートとして、サイト解析データの収集や分析をしたり、レポートをまとめたりする業務を担当することになるでしょう。徐々に解析ツールの使い方を覚えたら、規模の小さいWebサイトを担当したり、大規模サイトの1カテゴリーを担当したりと扱う規模を増やしながらWebアナリストとして独り立ちしていくケースが多いです。

キャリアアップとしては、分析データをもとに改善提案をするWebマーケターになったり、Webサイトの企画をするプランナーになったり、サイト全体を成長させるITコンサルタントになる人もいます。また、ウェブ解析士マスターの資格を取得して、講師になる人もいます。

上記にあげたようなWebアナリストに関連した職種をより深くご紹介している記事もありますので、チェックして自身のキャリアを考えてみましょう。

▼Webマーケターとは?仕事内容〜年収まで徹底解説!
https://magazine.krowl.jp/3929/

Webアナリストに向いている人

何かしらのWebマーケティング施策を実施すれば、Webサイトへのアクセスという形で反応が返ってきます。「こういうデータになりました」で終わらず、知的好奇心を持って「なぜこういうデータになったのか」、「なぜ狙い通りのデータにならなかったのか」と考えられるタイプの人が向いています。
常にデータを扱う仕事のため、数字に苦手意識がない人やデータ分析が好きな人、データをまとめることが好きな人も向いているでしょう。

大量のデータを分析しながら特定ユーザーに共通する規則性を発見し、改善点を見つけ出す作業は、謎解きにも似ています。謎解きが好きな人はWebアナリストの仕事を楽しめるでしょう。

未経験からWebアナリストを目指すには?

アクセス解析のプロであるWebアナリストは、様々な業界で必要とされています。

現状は、Webアナリストとして活躍する人がいる一方で、Webコンサルティング会社やWeb制作会社の中には、WebプロデューサーやWebディレクター、Webマーケターが兼任しているケースも少なくありません。未経験OKの求人があれば、まずは飛び込んでみて働きながら経験を積んでいくのもいいでしょう。

Webアナリストとして活躍する人の中には、有資格者も多くいます。下記でも紹介していますがウェブ解析士など、業界で知られる資格を取得していると就職にも有利に働くでしょう。

Webアナリストの平均年収は?

データアナリスト/データサイエンティストの平均年収は507万円程度と言われています。

20代:404万円
30代:520万円
40代:642万円
▼参考データ
https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_03

仕事に活かせる経験・スキル・資格って?

Webアナリストとして活躍するには、解析ツールを使いこなせるスキルや、Microsoft Excelなどで分析データを適切まとめるためのPCスキルが必要です。統計学やWeb制作の知識があると歓迎されます。
資格がなければできない仕事ではありませんが、業界団体の認定資格を持っていると、一定のスキルを持ったWebアナリストとして認められるようです。

日本Web協会 Webアナリスト検定
https://www.jwa-org.jp/webanalyst/

一般社団法人 ウェブ解析士協会 ウェブ解析士
https://www.waca.associates/jp/

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
https://academy.exceedlms.com/student/path/2949-google-gaiq

上記のような資格を習得する以外では、リアルのイベントに参加するのも効果的です。

最近の動向(仕事のトレンド、求人量など)は?

様々なIoTデバイスの登場や、ビッグデータ活用、データドリブン マーケティングなど、これからのWebマーケティングにおいて「いかにしてデータを効果的に使うか」は重要なテーマになっています。データ解析のプロであるWebアナリストの存在感は増し、以前と比べて求人も増えています。

アクセスデータを分析するスキルに加えて、データをもとにどんな施策を実施するか、改善提案までできるスキルがあると活躍の場が広がるでしょう。

まとめ

今回はWebアナリストについて、項目ごとに細かく解説してきました。

多くの企業でアクセス解析ツールを導入していますが、その機能を持て余している企業も存在します。Webアナリストの活躍が、Webマーケティング活動、ひいてはリアルを含めたマーケティング活動に大きなインパクトを与えられるチャンスもあります。
Webアナリストは現在、未経験からでも十分チャレンジ可能な職種です。もし興味があればチャレンジしてみてください!

Web業界にはWebディレクター、Webデザイナー、エンジニアなど、全く違った持ち味を活かして働ける職種があります。
どこに適正があるか、今はまだ自分では分からないかもしれませんが、実際やってみたり、現場の人に話してみたりすることで、自分の道が見つかるかもしれません。
Web業界に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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