肌で感じたWebの必要性!カメラマンからWebディレクターへ転職した話

今回はKROWLのキャリアサポートを受け、未経験からWebディレクターに転職した川口彩花さんにインタビューをさせていただきました。Webディレクターへ転職後、約1年がたった川口さんの今、そしてこれからのことを伺ってみたいと思います!

川口 彩花(カワグチ アヤカ)
大学では文化や文学、言語学を学び、オーストラリアに留学。
カメラマンを経て、職業訓練校にてWebサイト制作を学び、未経験からWebディレクターに転職。
現在はWebサイト制作・運用やメルマガ配信、アプリの通知などの進行管理業務を担当。

肌で感じたWebの必要性

-生い立ちはどのようなものでしたか

小さいころから写真を撮ることが好きで、家族旅行に行くたびに「写ルンです※1」を片手に家族や風景などの写真を撮影していました。
それを家族が褒めてくれるのが嬉しくて、徐々に写真にのめり込んでいったんです。

興味があることはとことん追求していくタイプなので、様々な撮影方法を試したり、コンパクトデジカメからミラーレス一眼カメラ、一眼レフカメラを使ってみたりと、趣味ではありますが良い写真を撮るために試行錯誤を繰り返していました。

大学では文学専攻で専門的に写真を学んでいたというわけではないのですが、頻繁に旅行に行くサークルに所属していたので、何となく写真担当みたいな感じで写真を撮る機会が沢山ありました。

また、個人的に勉強会にいったり、写真スタジオでアルバイトをするなど積極的に技術を磨き、大学を卒業したタイミングでアシスタントとしてスタジオに就職しました。

考えてみれば小さいころから写真づくしの人生ですね笑


※1:写ルンです https://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/utsurundesu/

 

-スタジオではどのような仕事をしていましたか

スタジオではお子さんをメインに撮影していました。

私が働いていたスタジオは比較的自由に写真を撮らせてもらえる環境だったので、ご家族の希望を最大限に反映した上で、より満足いただけるようにコンセプトや構図などを自分で考えていました。

Web制作の現場とは全く環境が違いますが、その時に培った経験はWeb制作をする上でも役に立っていると思います。
特にWebデザインと通じる部分が非常に多いと感じています。

▼川口さんの記事はこちら
パッと目を引く写真を撮ろう!Webサイトで映える写真の撮り方・選び方のコツ!
https://magazine.krowl.jp/3552/

Web業界で働こうと思ったきっかけはどのようなものでしたか

カメラマンの業務の中でPhotoshopを使って写真を加工したり、スタジオが運営しているSNSに写真をアップしたりすることを日常的に行なっていたので、前職でもWebに触れる機会はありました。

そんな中で、自分の撮影した写真がWebを通して沢山の人の目に触れ、すぐに反響があるということにやりがいを感じ、いつからかWeb業界自体に興味を抱くようになっていました。

また、今までスタジオでは写真の受け渡しは現像して渡すのが主流だったのですが、徐々にデータで欲しいというお客さんからのニーズが高まっていることを肌で感じ、これからはWebなんだと実感したのもWeb業界へ踏み出す大きなきっかけになっていたと思います。

異業種からWeb業界へ進んでいく中で不安はありましたか

未経験からWeb業界へ飛び込んでいくことには確かに不安を感じました。

ただ、カメラマンとして経験を積んでいく中で、これからも仕事として写真を撮り続けていくということに疑問を感じていた時期でもあったので、Web業界という未知の環境で新しくキャリアを築いていきたいという思いの方が強くなっていました。

正直な話、カメラ自体のスペックが年々向上している昨今、誰でも手軽に良い写真を撮影することができるようになってきているので、カメラマンとしてどこまで技術を磨いていけば良いのか悩んでいたということも、Web業界へ進む自分の背中を後押ししたんだと思います。

考え抜いて伝える

現在のお仕事を教えてください

Webディレクターとして、Webサイトの制作や運用、メルマガ配信、アプリ運用などの進行管理業務を担当しています。具体的には制作に必要な資料を作成したり、様々なツールやサービスを使ってクライアントからの要望を制作チームに共有し、リリースまでの進行管理をしています。

Webディレクターになる以前から、チームで企画を立案し、進行管理をしていくことが好きだったので、自分に合っている仕事だと感じています。

働く前のイメージとのギャップはありましたか

Web業界の現場で働くまでは、WebディレクターはWebデザイナーやコーダーの経験を積んでからステップアップして就く職種だと考えていたので、初めは自分に務まるのかという不安がありました…。

しかし、実際はそもそも職種によって業務内容や必要なスキルが全く違うため、未経験からWebディレクターになった私でも活躍できる職種であるということに気づいたのは、良い意味でのギャップでしたね。

また、新米のWebディレクターでもベテランのWebデザイナーさんやコーダーさんに指示を出す場面が多々あるということには驚きました。
恐れ多いという気持ちもありますが、Web制作においてのゴールへ先導する役割であるということを自覚し、責任感を持って仕事をしています。

仕事で心掛けていることはなんですか

クライアントさんからの要望をしっかりと咀嚼し、自分の言葉で制作チームに伝えるということです。

以前に自分が作成した要件定義書がWebデザイナーさんに伝わらないことがありました。
Webデザイナーさんから直接内容に関して尋ねられたのですが、上手く答えることができなくて…。
クライアントさんからの要望を自分で理解しきれないまま資料を作ってしまっていたことに、その時に気がつきました。

「自分が理解していないものを、人に理解してもらうことなんてできない」と深く反省しました。

それからはクライアントがどのようなものを作りたいのかを考え抜き、咀嚼した上で、自分の言葉で伝えるということを日常的に意識して行っています。

Webディレクターの仕事は伝えることではなく、伝わることが一番大切だと考えています。

最も印象に残っているお仕事を教えてください

初めて、自分で構成からリリースまでを担当した案件が最も印象に残っています。

1つの案件を任されたということも、もちろん嬉しかったのですが、まだ世界に発信されていない情報を自分の手でリリースするということはとても不思議な感覚で、今までに味わったことのないやりがいを感じました。

また、Webサイトをリリースするまでにこんなに沢山の工程があり、多くの人が関わっているということを自分の肌で感じることのできたお仕事でもありました。

世界を広げてくれるもの

Webとはあなたにとってどのようなものですか

世界を広げてくれるものだと考えています。

Web業界に入る前は、身近にあることが当たり前すぎてあまり意識をしていなかったのですが、今は製作者の意図を想像したりするようになりました。
このように見方が全く変わったことで、Webコンテンツが溢れる世の中をより面白く感じれるようになれたんです。。

それだけでなく、Web制作に関わる人達や業界、商品などWebを通して沢山の出会いがありました。
ちょっとした例ですが、案件を担当した企業の商品をコンビニで見つけたりすると、

「私が担当した企業の商品だ!」

とついつい目に留めて買ってしまったりと、意識の範囲が日々広がっていくのを感じています。

Webは私と様々なものを繋いでくれた、とても大きな存在ですね。

これからWeb業界を目指す方へのメッセージをお願いします

Webっておもしろそう、という漠然とした興味でも、実際知っていくと奥が深くやることも多様なのできっと自分の好きなことが見つかると思っています。

今後の時代の流れによって、どんどん変わっていく業界です。
月並みの言葉ですがその分可能性があると思います!

一緒にWeb業界を盛り上げましょう。私も止まることなく頑張ります。

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