未経験からWebディレクターになるまでの話

「Web業界に入りたいけど、どうすればいいの?」と考えている方は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな方に向けて未経験からWeb業界に転職した私の体験記をお届けしようと思います!

私は現在「Webディレクター」として仕事をしています。前職を辞めてからWeb業界に転職するまでの期間はちょうど1年でした。
長いのか短いのか自分でもわかりませんが、「初めての転職」、「初めてのWeb業界」と初めて尽くしだったので、かなり苦戦する結果となったんです。
また、自分の周りに未経験でWeb業界を目指している人もいなかったので、情報を集めるのも大変で…

あくまで一例ですが、「あの時の自分に読ませてあげたい!」という記事を目指して書きましたので、Web業界を目指すみなさんの一助になると嬉しいです。

Web業界に入りたい!でもどうすればいいの?

転職活動を始めた当時は、Web業界についていっさいの知識がありませんでした。
そのため最初に考えたのは、「まずはネットで検索して情報を集めよう」ということでした。

調べていくと、「転職支援」や「転職エージェント」と呼ばれる転職支援サービスがあることを知りました。
自分に合った仕事を専属のサポーターが見つけ出し、履歴書や面接の練習までトータルでサポートしてくれるサービスです。
無料ということで、まずは検索の上位に出てきたいくつかのサービスに登録してみました。

サポーターとの面談の日取りもすぐに決まり、初めての転職活動なのにとても順調に進んでいると楽観していました。
面談の結果、研修制度が整っていてある程度の人数を採用する大企業を勧められた私は、その勢いに任せ、いくつかの気になる企業に応募してみました。結果は、面接に至るまでもなく筆記試験で不合格。

後になって調べてみると、私はどうやらIT業界を志望する超高学歴や業界の第一線で活躍しているような技術者をターゲットとする転職支援サービスを利用していたということがわかりました。

これをきっかけに、ひとくちにWeb業界と言っても求められる経歴や経験、スキルなどが会社によって全く異なることを知り、今の自分の状況にマッチした仕事を探さないといけないという、ある意味当たり前のことに気付くことができたのです。
このタイミングで私は方針を転換し、転職活動をする前にWebの技術についての勉強をしてみようと考えました。

 

独学?スクール?どうやって勉強すればいいの?

Webの勉強をしてみようと思い立ったはいいものの、そもそもどんな勉強をすれば良いのかが全く分かりませんでした。

本屋に行くと、聞いたことすらない技術やツールの分厚い本やより専門的な資格勉強のための本ばかり…
Webに関しては右も左もわからない当時の私にとっては、とてもこれらの本で技術を習得する自信が湧きません。


そこで、Web関連の学校についてネットで調べてみると、「Webサイト制作」や「Webデザイン」を教えている学校がたくさん出てきました。
ウェブサイトやWeb広告などを作るために必要な技術が学べるとのことで、私が思い描いていたWebの仕事のイメージにぴったり合っていました。

大きく分けるとスクール系の勉強の仕方は3通りあります。

  1. Webスクール(専門学校)で学ぶ
  2. オンラインスクールで学ぶ
  3. 職業訓練校で学ぶ

1.Webスクール(専門学校)で学ぶ

Webサイト制作に必要な技術やデザインの基礎を学ぶことが出来る学校が多かったです。
紹介されている作品も綺麗かつお洒落で、自分もこんなウェブサイトや広告を作れるようになりたいと率直に感じました。

ですが、私にとっては「学費」が高すぎました。中には、大学にもう一度入りなおせるくらいの授業料がかかるものもあり、魅力的でしたが現実的ではありませんでした。
また主観な意見ではありますが、技術的にも相当高度なものまで教えている学校が多く、自分の転職活動に必要な技術であるか判断ができなかったため、入校には至りませんでした。

2.オンラインスクールで学ぶ

上記のWebスクールをオンラインで受けられるサービスです。
時間や場所に拘束されないことが大きな魅力です。資格取得や新たな技術を追加で学ぶときなど、とても便利に活用できると思います。

私の場合は、Web業界の雰囲気や、同じように未経験からWeb業界を目指す人の温度感を肌で知りたかったので選択しませんでした。

3.職業訓練校で学ぶ

公共職業安定所(ハローワーク)が行う公的なサービスです。あまり広く知られてはいないものの、紹介されている卒業生の作品はWebスクールと遜色ありませんでした。
無料で受講できることや、条件次第で補助金をもらえることなど、求職中の方にとって受講するメリットが多いです。

初めての勉強だったので、基礎の基礎から学び始められる環境の方がいいと考えました。
また、公的サービスなだけあり、授業のゴールが明確に「就業すること」に据えられていたことも安心感がありました。

こうして私は職業訓練校に通うことを決めました。私が選んだ授業は、「ウェブサイト制作」「デザイン」「WordPress」「SEO」「クライアントワーク」など、仕事をする上で必要不可欠の基礎的な技術や考え方をトータルで習得できる6か月間のコースでした。

 

最初の職種選び!きっかけはインターンの参加

訓練校に通い、Web制作の職種は大きく分けて

  • デザイナー
  • エンジニア
  • ディレクター

の3種類があることを知りました。

私はもともと企画提案の様な営業系の仕事をしてみたかったので、ディレクターとして働くことを考えていたのですが、Web制作の勉強自体とても楽しかったので訓練校にいる間はガッツリ技術の勉強をしていました。
また、Webの技術やデザインのことも分かるというのは、ディレクターとして大きな強みになると考えていたので、授業の内容以外にも、自主的に勉強をしていました。

1.コーディングの勉強

無料だったり格安料金でコーディングを学べるサイトがたくさんあります。

Progate
https://prog-8.com/

CODEPREP
https://codeprep.jp/

2.ギャラリーサイトのチェック

流行りのWebデザインをキャッチアップするために毎日見るようにしていました。

I/O
https://io3000.com/

3.企画書の見本をチェック

企画提案の仕事をしてみたかったので、公開されている企画書をチェックしていました。

マル秘公開 これがプロの企画書だ! | 宣伝会議デジタルマガジン 特集
https://mag.sendenkaigi.com/feature/hansoku/pro-presentation/

 

訓練校での授業期間も折り返し地点を過ぎたころ、当時教わっていた先生に紹介されてKROWLのインターンを知りました。
このインターンでは、仮想のクライアントを立て、要件定義から提案書の作成、実際にプレゼンテーションを行うところまでのWeb制作における上流工程を体験することが出来ました。
アイデアを出して企画を練ることや、インターンの仲間たちで試行錯誤していきながら提案までの形にしていくプロセスが楽しく、時間を忘れる程、夢中になっていました。

また、机に向かって勉強するだけでなく、実際の仕事を体験することで、就職した際のイメージを明確に描くことができ、「絶対にこの仕事に就きたい」、「自分に合っている」と確信しました。

 

無事に就職

訓練期間も残り2ヶ月を切った頃、Webディレクターを目指すことに決めた私は、早速応募の準備を始めました。
想定外だったのは、応募書類を作ることに時間がかかってしまったことでした…
というのも、もともとHTMLやCSSなどWebサイト制作の技術をメインに教えるクラスなので、Webディレクターを目指す人が少なく、私のクラスでは自分1人だけでした

そのため、応募書類の作成はインターンの時にお世話になったKROWLのサービスを利用して行いました。

また、経験者の転職なら書類も作りやすいと思いますが、未経験からWeb業界への応募だった私は、どのようなことを書けばよいかわからず大変苦労しました。ほぼ毎日、作っては添削してもらう状態を面接前のギリギリまで続け、完成するまでちょうど1ヶ月くらいかかりました。

こうして、3回の面接を2週間ほどかけて行い、無事に希望の仕事に就くことができました。別業界にいた自分の感覚ですが、採用面接の期間はかなり短いとおもいます。

 

まとめ

ここまで、私がWeb業界を目指すところから実際に就職するところまでをダイジェストでお伝えしました。
Web業界のことについて、本やネット上にたくさんの情報がありますが、体験記や失敗談のような内容のものはあまりなかったと記憶しています。

「実際のところどうだったの?」的な話は、訓練校に卒業生が遊びにきた時くらいにしか聞けませんでした。
さらに私の周りには未経験でWeb業界を目指す人もいませんでした。同じような境遇でWeb業界を目指す人の参考になれば幸いです。

私はWebディレクターに転職して一度も後悔したことはありません。むしろ、毎日楽しみながら仕事をすることができている自分が信じられず、いまだに夢の世界にいる感覚すらあります。
いつの日か、Web業界を目指す読者のみなさんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

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