企業に求められているWebディレクターとは?

今、Webディレクターの企業ニーズは非常に高まっています。それだけWebディレクションを行う機会も増えて、その重要性が増している状況だと言えるでしょう。
Web業界のビジネスモデルに大きな変化はありませんが、ユーザーニーズや、Webを閲覧するデバイスの多様性により、サービスは日々進化を繰り返しており、企業がWebディレクターに求めている能力や実績も日々変化しています。今、企業が求めているWebディレクターにはどんな要素があるのでしょうか?

企業に求められる人材

まずその会社が事業会社なのか、クライアントワークなのかによって、求められる要素が異なります。

事業会社の場合

事業会社ですが、Webにおけるコンシューマ向けの3つのビジネス(広告、コマース、直接課金)の数値をあげることがミッションになりますので、数値が上がる施策を知っているか、体験しているかがとても大事になります。
そして、システム、経営層、運用など様々な部署を横断して、調整が必要な場合が多くあり、異なる立場でも同じ認識をもたせるロジカルな思考と、分かりやすく伝えるコミュニケーションが必要です。目的は、数値をあげるためのPDCAを如何に効率よく回転させるかという点が非常に重要になり、時にWeb担当者と呼ばれたりします。

 

クライアントワークの場合

次にクライアントワークですが、上記のような事業会社のアウトソースを担当するのがビジネスになりますので、クライアント先のビジネスへの理解が必須です。
クライアントの要望を達成するために、競合や、マーケットの情報、新しいマーケティングの手法や、最新テクノロジーのキャッチアップ(※1)も大事になります。
ここではクライアント以上にサービスへのコミット(※2)が必要になる場合もあります。
また、クライアントの要望をきちんと形にして、制作・開発チームに正確に伝えるコミュニケーションや情報管理能力が必須です。クライアント、制作スタッフ、開発スタッフをチームに巻き込んでイニシアチブを持ってゴールを目指す指南役としての役割が期待されます。
納期遵守の責任感リーダーシップが最も発揮されるべき能力となります。

 

まとめ

ということで、事業会社、クライアントワークと、会社のビジネス構造によって、Webディレクターに求められる能力が異なります。
採用のマーケットだと、クライアントワークから事業会社に転職希望の方が非常に多くいらっしゃるのですが、転職の難易度が高いため、なかなか希望通りにいかないことが多いです。

その理由は、このような求められる能力の違いにあるからなのです。

また最近ではスマートフォンの普及により、モバイルファーストなサービスが展開されており、アプリが主流となりつつあるため、ネイティブアプリ(※3)、ブラウザアプリと、Webの制作過程とは異なった環境も存在します。
Webディレクターにとって、今企業が求める要素を正確に理解し、企業からオファーがあるような人物像を把握しておくことが大事です。

 


  1. 最新の情報を入手すること
  2. 関わりあうこと。ここではクライアント以上に深くサービスに関わり、プロジェクトを成功に導くという解釈
  3. ネットワークを通さずに、端末内で直接演算処理を行うアプリのこと

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