「なにかを選びだすということは、なにかを選ばないということ」:Webデザイナー 平山理恵

こんにちは、KROWL運営事務局のisseiです。
今回のKROWLインタビューは、KROWLインターン2期生でWebデザイナーからディレクターなど様々な業務をこなす平山理恵さんにお話を伺いました。

平山理恵(ひらやまりえ):大学卒業後、アパレル販売や美術講師などを経験。KROWLのインターンシップを経て未経験からWeb業界に入る。

「売る」と「つくる」

―生い立ちはどのようなものでしたか。

小さいころから絵を描くことが好きで、美大進学を目指していた高校時代は毎日デッサンに明け暮れ、学校にいる時も放課後もひたすら制作に没頭していました。
美術予備校が家から1時間くらいのところにあったんですが、土日も含めて毎日のように終電までいましたから、今考えればもの凄いエネルギーですよね。
それに、美大受験をするにしてもいかんせん住んでいたところが田舎だったので、ノウハウや情報も少なくて……
有名予備校のパンフレットをかたっぱしから取り寄せて掲載作品を参考にしてみたり、予備校の同級生と一緒に研究を重ねたりと、スキルを身につけるために貪欲に行動していました。

ハードな毎日だったんですが、そのころ培った課題解決する方法を模索する力は、今でも活きていると思います。

結果的に晴れて美大に合格して油絵を専攻し様々な表現技法の研究をしたり、美術史を学ぶことができました。

―Web業界に入る前はどんなことをしていましたか。

アパレルショップで販売の仕事をしたり、美術の先生をしたりしていました。
正直に話すと大学に入った当初は絵画制作のお仕事で食べていきたいと考えていたのですが、本当に美術で成功できる人は、ほんの一握りでした。自分はそうはなれないと挫折しました……
この経験から、自分は「つくる」側から「売る」側にまわって、作品(商品)の魅力をお客さんに伝えるプロモーションの役割を担おうと考え、初めにアパレルの仕事に就いたんですよね。

―そこからどのようにWeb業界に進まれたんですか。

Webやデジタルのプロモーションが面白そうだなと考えていて、自分もWebの仕事に就くために勉強を始めたのがきっかけです。
最初は仕事の合間を縫って独学で勉強を始めて、その後職業訓練校に通いました。

KROWLに出会ったのはその時ですね。たまたまKROWLインターンシップの募集チラシを目にして、興味本位で参加しました。
インターンシップでは、Web制作のフローや企画プレゼンテーションなどを経験しました。苦労した反面大きなやりがいを感じて、Web制作の仕事がしたい!という思いが明確になったことを覚えています。
そして「売る」だけでなく「つくる」ということも、この業界でやってみたいと考えるようになりました。

余談ですが、中学生の時に春休みをまるまる潰して、独学でWebサイトを制作したことがありました。
もしかするとそこから、Web業界には縁があったのかもしれませんね。

 

「なにかを選びだすということは、なにかを選ばないということ」

―今はどんなお仕事をされているんですか。

現在はKROWLの運営メンバーとして、Webデザイナー、ディレクターなど、必要に応じて様々な業務を兼任しています。
まあ言ってしまえば何でも屋みたいなポジションですね……

そこで、サービスの魅力をより良く伝えるためにWebサイトの改修を行ったり、新しいメディアを立ち上げたり、イベントを運営したりとKROWLに関連する施策の企画、運営をしています。

―なんでも屋さんなんですね……

そうなんです……
ただ、私はデザインであったりディレクションなどをやっていくだけでなく、新しい価値観(サービス)を作っていくことに魅力を感じていて、その実現のために必要に応じて様々なことをやっている感じなので、自分のやりたいことができている環境だと考えています。

―最も印象に残っている仕事はなんですか。

Webメディア「KROWL MAGAZINE」の立ち上げです。
制作メンバーの得意分野を活かしつつ、不得意な部分や経験値の足りていない部分はお互いに補い合うために、様々な新しい試みを行いました。
具体的には、制作ツールとしてAdobe XDを導入したり、普段はディレクターが制作することが多いワイヤーフレーム(構成)をエンジニアの方に担当してもらったりしました。

トライ&エラーを繰り返しながらも、このチームならではの進め方や強みを実感できた仕事になりましたね。

―仕事で心掛けていることはなんですか。

私の好きな画家であるゲルハルト・リヒターのインタビューを集めた書籍「ゲルハルト・リヒター写真論/絵画論」の中に書かれていた言葉を心に留めて仕事をしています。

「なにかを選びだすということは、なにかを選ばないということ」

変化の速いWeb業界では常に自分で考えながら選択していくことが求められます。
そういった場面で、「何を選んだのか」ということだけでなく「何を選ばなかったのか」ということも考える必要があります。

たとえば、「Aという機能を実装すること」を選んだ結果「表示速度」は選ばれず、ユーザビリティが下がってしまった、ということだってありえます。
選択の結果失われてしまったものに気づくことも大切なんです。
特に自社事業を運営していくうえでは、都度自分の判断を振り返り軌道修正しながら進めていくことが必要なので、忘れてはいけない視点ではないでしょうか。

これはデッサンにも言えることで、最初は線を書き足していくのですが、最終的にはいらない部分を削っていく作業に終着していくんです。
無数に存在する情報の中から、その時の最善のものを取捨選択していくという点では、Web制作とデッサンはとても似ている気がしているんです。

 

面白い場所、面白い人が集まる場所

―10年後どんな自分になっていたいですか。

10年後には、新しいデバイスが登場していたり、今よりずっとデジタルが生活の中に溶け込んでいたり、デジタルと人との関わり方が大きく変容した世の中になっているだろうなと思っています。
そこで私はみんなに面白がってもらえるようなサービスを発信できていたらと考えています。

ですので、今はまずKROWLというサービスを今以上に成長させていきたいですね。

―これからWeb業界を目指す人へのメッセージをください。

Web業界は私にとって面白い場所であり面白い人が集まる場所なんです。

この記事を読んでいる皆さんの中で、面白い人と働いてみたい!面白いことにチャレンジしていきたい!という思いを持っている方は、是非Web業界へ足を踏み出してみてください。

 

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