制作ディレクション番外編:スケジュールを立てよう!

みなさんこんにちは、こんばんは、初めましての方初めまして!Webディレクターのヒデノリ(twitter:@hidenori_KROWL)です!
ようやく涼しくなってきました、秋ですね!ま、あっという間に終わるんでしょう、残念です。

さて、前回「制作ディレクション番外編:構成の役割って?」の記事で構成に関して少し掘り下げてお話しました。
目的から役割、概念的なところ、何となくお分かり頂けましたでしょうか?
今回はスケジュールに関して掘り下げてご案内します!

「Webディレクター徹底解剖!制作ディレクション編」で簡単にお伝えしましたが、実際の制作フェーズに入る前に1日単位で細かくスケジュールを引いていきます。ここで想定できる工数をしっかりと把握し、且つ、何かトラブルがあった場合にも対応出来る余裕を持たせてスケジュールを組みたいですね!(希望)

では、今回はペラ(1ページで完結)のページを作る想定で、実際にスケジュールを考えながら説明していきます。制作の全体の流れも簡単にですが合わせて説明していきますね!

全体を大きなブロックに分けると

  • 準備~構成
  • デザイン
  • コーディング~納品

となります。
早速いってみましょう!

ヒアリング~構成

ヒアリング

クライアントから要件をしっかりとヒアリングします!
その際にはヒアリングする内容を抑えた「ヒアリングシート」を利用します。

  • なぜサイトを制作しようと思うのか
  • ターゲットはどんな人なのか
  • コンバージョンは何か
  • いつ公開したいのか
  • 予算はどれくらいか
  • システム面はどうするのか

等々ですね。

ここでポイント
ヒアリング時にありがちな話。
クライアント先で複数人を相手にヒアリングを行う時……

 

\人によって言ってることが違う!!/(渡辺謙風)

 

クライアントの窓口は一本化しておいてもらう事!もしくはしっかりと意見を統一しておいてもらいましょう。ヒアリング時間でクライアント先の人同士で意見調整が始まると、割と時間がかかります。ガチで進みません。
ヒアリングが無事終わったらキックオフミーティングです。

 

キックオフミーティング

ディレクター・デザイナー・エンジニア・ライター・運用・営業等、案件に関わる人に出来るだけ参加して頂きましょう。そこでサイト制作の目的や納期等を展開し、どのような方向性で進めるか、ガッチリ認識の共有をします!このキックオフミーティングを疎かにすると、チーム全体で進む方向がぶれてしまい、良い成果物が出来ません。必要があれば複数回開く事も当然あります。それくらい大切です!
共有が終わったら次に構成を引きましょう。

 

構成を引く

構成の詳細は「制作ディレクション番外編:構成の役割って?」を見てくださいね!
構成期間はやりとりをしながらFIXまで約6営業日ですね、その間に先方から頂ける素材もご用意頂きます。
上記までのフェーズをスケジュールに反映すると以下のようになります。

構成FIXしたら次へ進みましょう!
※【社内】と書いてある項目はクライアントに提出するスケジュールには記載しません。

 

デザイン

PC版デザイン

まずは構成を元にPC版のデザインを作ります。デザインが出来上がったらまずは社内で確認、その後クライアントへ展開します。複数ページがある場合、TOPを先行してFIXさせ、下層ページを作成します。全部一気に作ってしまうと、デザインのベース(トンマナ)に修正が入った場合、全ページ修正しなければならなくなります。工数だけが膨らみますので、避けましょう。ペラ物のPC版デザイン初稿には余裕をもって5営業日程度取りたいですね。
その後クライアントとやり取りを重ねてFIXさせます!

 

SP版デザイン

次にSP版デザインです。単純にPC版の構成を縦に変更していくだけの場合、さほどクライアントとのやりとりに時間はかかりません。PC版で作成したデザインを使用するので、PC版より制作期間は短くなります。ペラなので2営業日程度ですね。

ここでポイント
モバイルファーストって?
良く聞きますよねモバイルファースト。
「スマホ等のモバイル端末でストレスなく閲覧でき、且つ機能性にも優れている事」
を言うのだろうと私は捉えています。
ページ制作をする場合、PC版はしっかり構築されていて、且つSPでも見やすい良い状態である事は最早当然の時代だと思いますので、しっかり対応していきたいですね!

さて、上記デザイン期間をスケジュールに反映させると以下のようになります。

デザインがFIXしたらいよいよコーディングです!

 

コーディング~納品

コーディング~テストアップ

デザインを元にコーディングに移ります!1P完結のPC・SP共に対応したページをコーディングする期間として、余裕をもって5営業日前後取ります。そして上がってきたページを社内で確認する際は、デザインカンプを元にPC・SPの各ブラウザでミスやレイアウト崩れが無いかしっかりと確認、メタ情報・ogp・ファビコン等の確認も同時に行います。Google Analyticsやタグマネージャー対応のタグ等が埋め込まれている場合は、正常に動作してるかも確認。全て完璧な状態となったら、テストアップとしてクライアントに展開します!

ここでポイント
みなさん使っているPCブラウザはChromeでしょうか?最近はChromeのシェアがとても多いようですが、Firefox,IE,Edge等他の種類のブラウザを使っている方もいると思います。
同じソースコードでも、ブラウザによって見え方が異なります。基本的にどのブラウザで見ても問題が無いよう制作するのですが、ディレクターの確認が抜けていると、「IEだけ表示がおかしい」等が起こりがちです。昔はIE主力だったのに今じゃ割と厄介者です……悲しみ。しっかりと主要ブラウザ(Chrome,Firefox,IE,Edge)で確認しましょう!

 

納品

テストアップをクライアントに確認頂き、OKが出たらついに納品です。本番サーバーにアップする、もしくはHTMLデータ一式を先方に納品し、アップ頂く事もあります。
その後本番サーバーでも問題ないことを確認し完了です!お疲れさまでした!

 

振り返りミーティング

すべて完了後、関わったメンバーで振り返りのミーティングをします。
この部分はこう良かった、この部分はこうした方が良いよね等、良かった点、悪かった点をしっかりと纏め、確実に次回へ生かすようにしましょう!
また、作業時間をとりまとめ、利益に対して妥当な稼働であったかを考える事もディレクターの仕事の一つです。延べ稼働時間で計算したら時給250円になった!なんて事ではご飯は食べられません。

上記をスケジュールに反映させるとこうなります。

 

最後に

スケジュール全て記入が終わったら抜け漏れが無いか確認しましょう!
上記のように実際に通る工程をしっかり考え、この工程ではこんな事があるかもしれない、こうなった場合はこうしよう、何が必要になるか、とにかく妄想する事です。妄想力です、妄想力。そしてスケジュールを考える時点でガッチリ段取りを組んでおけば、クオリティを上げる時間をしっかり取れるという事に繋がり、きっと良い成果物が出来るはずです!
後はこのスケジュール通りになるよう、もしくは余裕があれば巻いていけるようにしっかり制作進行していきます!

今回はスケジュールについてちょっと詳しくお話しさせていただきました。
Webディレクターのお仕事に関して少しでも妄想、いや、想像して頂くことが出来れば幸いです!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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