「個人が世界を変える力」:フロントエンドエンジニア 

今回はKROWLのインターンシップ・プログラム出身者であるWebエンジニアのTさんに、Web業界を目指したきっかけやWebエンジニアとしてどのように働いているかを聞いてみました。
未経験からWeb業界を目指している方は是非参考にしてみてください。

エンジニア Tさん
大学卒業後、映像関係の会社に技術者として就職するも1年未満で退職。その後職業訓練校で数ヶ月間勉強した後、KROWLのインターンシップ・プログラムを経てWeb制作会社に転職。
フロントエンドエンジニアとして、大手自動車メーカーや金融系のWebサイト制作に携わる。

Web業界への歩み

能動的な遊び

ー少年時代はどんなものが好きだったんですか

小さい頃は電車が好きでした。プラレールで自分の思い描いた線路を作って、そこで好きな電車が走っている姿を一日中眺めてました。
自分が作った線路をお気に入りの電車が走っていることに興奮していたんでしょうね。
プラレールだけでなく、実際の電車にも興味があって、早朝に父親に連れられて家の近くの路線を通る寝台列車を眺めていた時は、子供ながらによくわからない感動を覚えていました。

あとは、オーディオコンポのイコライザーなんかも好きでした。
イコライザーは音の高低を自由に強くしたり弱くしたりと変えることができるもので、つまみをひねるだけで音の聞こえ方が全く違うものに変わるのが楽しくて、夢中になっていました。

思い返してみると、自分の行動に対して、反応が返ってきたり変化したりするものが好きだったみたいですね。

 

音と向き合った学生時代

ー学生時代はどんなことをしていたんですか

大学では音に関わることを総合的に学んでいました。始めは作曲やレコーディングなどを学んでいたのですが、3年生になって音のとらえ方を考える、という一体何をやるのかよくわからないゼミに入り、世の中にない新しい楽器の開発をしていました。

具体的に言うと、キネティックサンドという粘土と砂の中間みたいなおもちゃを楽器にする研究をしていました。キネティックサンドは手でこねることで自由に形が変わるんですが、その形の変化を赤外線センサーで読み取りデータ化して、音に変換したり、なぞった跡をプロジェクションマッピングしたりするというものです。

セガさんが出している「え〜でる すなば(http://edel-sand.sega.jp/)」というゲームがありますが、あれを映像ではなく音に寄せた感じですね。セガさんが発表する1年以上前には開発していたので真似ではありませんよ!(笑)

この研究は僕にモノづくりの楽しさを教えてくれたとても大切な経験でした。
アイディア出しから実際に形にするまでは、大変でしたけど本当に刺激的な毎日でしたね。

 

忘れられなかったモノづくりの楽しさ

ー何故Web業界で働くことに

大学卒業後は1年ほど映像機器の技術者として働いていました。
元から機械に触れるのが好きだったので、最初の頃は楽しく働いていましたが、大学時代に感じたモノづくりの楽しさはそこにはありませんでした。
さらに、日勤の日と夜勤の日がランダムに来るなど、不規則な生活が続き、精神的にも肉体的にも疲れ果て、結局1年もしないうちに辞めてしまいました。

そこからなぜWeb業界に興味を持ったかというと、一番の理由ははっきり言って簡単そうだったからです。だってメモ帳に「<h1>あああ</h1>」とか書いてブラウザで開くだけで文字が表示されるんですから、簡単だと思ってもしょうがないじゃないですか。
今考えると全く見当違いでしたが(笑)

あと座ってできる仕事っていうのにも憧れていました。前の仕事は何時間も立ちっぱなしという状況が多かったので疲れちゃって。
そういえば大学2年生の時にプログラミングの授業を取っていたのですが、さっぱりわからず結局単位を落としました。今ではそれを仕事にしているわけです。不思議ですね。

 

現在の仕事とこだわり

Webエンジニアとして

ー現在はどんな仕事をしていますか

メインの領域はフロントエンドなので、HTML・CSS・JavaScriptを使って「見える部分」を作っていくことが多いです。ただ、今参加しているプロジェクトには他の領域ができるエンジニアがいないので、バックエンドやサーバーサイドも触ることがありますね。

わからないことだらけですが、フロントエンド以外の領域にも興味があるので、苦ではないです。

 

難しいは面白い

ー実際に働いてみてギャップはありましたか

実際にWeb業界で働いてみたら、今まで考えていたものとは180度違いましたね。
脚色しているように聞こえますが、想像していた500倍くらい難しい。
働く前は何となく、自分は結構理解できていると考えていたんですがね、本当に知らないことだらけでした。
こんなに考えることだったり覚えることがあるのかと面食らっちゃって……。

ただ、これは悪いことじゃないと考えています。

なぜなら自分がどのくらいわかってなかったということが分かったからです。
どうせ人生をかけて登る山なら、こんなもんかと思うより、頂上がわからないくらいの方が張り合いがあります。

 

「使いやすい」を追求して

ー普段はどんなことを意識して仕事をしていますか

フロントエンドエンジニアとして一番大切にしているのは、ユーザーにとって使いやすいWebサイトを制作することですね。

どんなに斬新だったり、おしゃれだったりしても、使いづらいと感じた瞬間にユーザーは離れていってしまいます。
ぱっと見のデザインだけでは対応しきれない部分、例えば「ボタンの見た目は30pxだけどクリック出来る範囲は60pxになってる」とか「開いてるメニューは閉じるボタンだけでなく、その周りのエリアをタップしても閉じられる」とか、そういう「使ってて気持ちいいな」と思ってもらえるサイトを作ることこそ、僕らの仕事なんじゃないかなって思います。

 

将来どうなりたいか

個人が世界を変える力

ー今後どういったエンジニアになりたいと思ってますか。

ちょっと大きな話になりますが、プログラミングって個人が世界を変えることができるツールだと思うんです。

そんなの無理でしょ、と考える人もいると思いますが、Facebookは人と人とのコミュニケーションのあり方を変えたし、Googleなんてもはや現代の情報インフラとして必要不可欠なものになってますよね。でも元はどちらも学生が作ったもので、それによって世界は確実に変わったんです。

僕も一エンジニアとして、少しでも世の中を豊かにすることができれば、と考えています。
そのために日々是精進ですね。頑張ります。

 

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