「履歴書の書き方講座」第4弾の今回は
8.免許・資格
9.志望動機
10.自己PR
の書き方について説明していきます。
8.免許・資格
原則として応募する会社や業務内容に関係のあるものを書きます。
資格や検定、免許の中には取得時と現在とで、名称が変わっているものがあります。
取得時の名称で正しく書きましょう。
「英検○級」のように略して書くのはNGです。なお、書く内容がない項目は「特になし」と書きましょう。
●ワンポイントアドバイス
取得・習得したもの書く欄ですが、業務に直結するものであれば「○○の取得に向けて勉強中」と、勉強中であることを書いても問題ありません。
向上心を評価してくれる担当者もいます。
「Googleデジタルワークショップ」など、正式な資格ではないものは、職務経歴書の自己PR欄などでアピールすると良いでしょう。
9.志望動機
「なぜ、その会社なのか」熱意をしっかり伝えましょう。
「転職できればどこでもいい」「待遇が良ければ何でもいい」と判断される内容や、「御社の理念に魅かれて」など他社でも通用する汎用的な内容は避けましょう。
応募企業の特長(業績、社風、事業内容、サービスなど)を調べ、理解した上で「自分の経験を生かして、どんな仕事をしたいのか」をアピールしてください。
●ワンポイントアドバイス
志望動機に「社員教育が充実しているから」「成長できる環境だと思うから」などを挙げる方がいます。
会社選びで大切なことですが、志望動機として適切とは言えません。
それは、会社は社員が活躍できるように教育研修制度を整備しているからです。
自分が成長できるかどうかではなく、どう業績に貢献できるかを伝えましょう。
10.自己PR
「応募企業に貢献できる理由」を示すつもりで、長所をアピールしましょう。
「過去にこんなことをやってきた」「こんなことが得意だ」「だから会社に貢献できる」という文脈にすると書きやすいです。根拠となる出来事やデータなどがあると説得力が増します。
まとめ
今回説明した点は、自分のスキルや志望度、アピールポイントなど、採用に大きく関わってくる部分なので、時間をかけてしっかりと相手に伝わる文章を書きましょう。
次回、「履歴書の書き方講座」第5弾では
11.趣味・特技
12.通勤時間
13.扶養家族・配偶者
14.本人希望記入欄
の書き方について説明します。
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